1.組織・職員 (1)組織図(平成17年5月1日現在)
(2)職員名簿(平成17年4月1 日現在) (3)人事異動(平成17年4月1日付、カッコ内は前職) 2月現計予算額(2月補正後の予算額)を上表に示す。 徳島県立博物館協議会は、博物館の運営に関し館長の諮問に応ずるとともに、館長に対して意見を述べる機関で、博物館法及び徳島県文化の森総合公園文化施設条例の規定に基づき設置されている。 4.博物館の中期活動目標の策定 21世紀を迎えてますます激しさを増す博物館をとりまく状況の変化に対応するため、(財)日本博物館協会等の主導により、この2、3年、新しい「博物館のあり方」や「望ましい姿」についての議論が行われてきた。そして、各博物館が自らの存在意義(使命)と中長期計画を内外に明示して活動を行い、自己点検・評価を進めることにより博物館活動の改善・活性化を図り、「博物館力」を増大させることの必要性が喚起されてきた。これは、近年導入されつつある「事業評価」では博物館活動を正しく評価することがむずかしく、多様な博物館活動を評価するには多様な視点が必要であり、各館の使命や活動目標に沿った独自の評価システムの構築が必要であるとの認識に基づくものである。 (1)徳島文理大学生による博物館評価に関する研究 (2)文化庁平成17年度芸術拠点形成事業への応募 (3)準自然分類学者養成講座の実施の検討 5月21日 香川県立文書館 山本秀夫氏
館 長 両角 芳郎
副 館 長 吉田 廣
副館長兼自然課長 大原 賢二
主 幹兼総務課長 森口 正一
<総務課>
総 務 課 長(庶務係長兼務)森口 正一
事 務 主 任 川田 純子
普 及 係 長 幸坂 敏行
主 事 古東 謙司
臨時補助員 宮城 佳世
文化推進員 新居 京
受付案内員 鈴木 真弓
〃 北西 奈々
〃 飯沼 美喜
〃 尾崎 敏美
〃 河野 怜子
〃 石山 昌代
〃 福島 千晶
〃 古東 由加
<自然課>
自 然 課 長 大原 賢二(動物)
専門学芸員 佐藤 陽一( 〃 )
主任学芸員 小川 誠(植物)
〃 田邊 力(動物)
〃 中尾 賢一(地学)
学 芸 員 茨木 靖(植物)
〃 辻野 泰之(地学)
臨時補助員 市原 孝枝
文化推進員 武田 佳子
〃 廣澤 祥子
<人文課>
人 文 課 長 山川 浩實(歴史)
専門学芸員 高島 芳弘(考古)
主任学芸員 大橋 俊雄(美術工芸)
〃 長谷川賢二(歴史)
〃 魚島 純一(考古・保存科学)
〃 庄武 憲子(民俗)
学 芸 員 磯本 宏紀(民俗)
臨時補助員 埴渕 裕子
文化推進員 尾方めぐみ
〃 坂島美津子
転出:斎藤 修一・商工労働部付=とくしま産業振興機構派遣へ
転入:森口 正一・主幹兼総務課長(川島財務事務所主幹兼出納室長)
昇格:大原 賢二・副館長兼自然課長(自然課長)
(4)平成16年度非常勤・臨時職員
●臨時補助員
渡部 志保(平成16.4.1〜17.3.31)
松田 裕子(平成16.4.1〜17.3.31)
中川由可里(平成16.4.1〜17.3.31)
●文化推進員(非常勤特別職)
松本 絵梨(平成14.4.1〜17.3.31)
新居 京(平成15.4.1〜 )
柳本 和美(平成15.5.1〜17.3.31)
友成 陽子(平成15.5.1〜17.3.31)
●受付案内員(非常勤特別職)
小川まどか(平成13.9.1〜16.8.31)
高本 順子(平成14.2.1〜17.1.31 )
岩本 和恵(平成15.2.8〜17.1.31)
鈴木 真弓(平成15.4.1〜 )
北西(横田)奈々(平成15.4.1〜 )
飯沼 美喜(平成15.5.1〜 )
尾崎 敏美(平成15.11.1〜 )
河野 怜子(平成16.4.1〜 )
石山 昌代(平成16.9.1〜 )
福島 千晶(平成17.2.1〜 )
古東 由加(平成17.2.1〜 )
2.予算
3.博物館協議会
16年度は協議会を2回開催した。
●第1回博物館協議会
日時:平成16年9月9日(木)13:30〜16:00
会場:博物館講座室
議事(1)平成15年度事業の実施状況について
(2)平成16年度予算及び事業概要について
(3)「徳島県立博物館の中期活動目標(案)」について
(4)その他
●第2回博物館協議会
日時:平成17年3月17日(木)13:30〜16:00
会場:博物館講座室
議事(1)平成16年度事業の実施状況について
(2)「徳島県立博物館の中期活動目標」の状況について
(3)その他
こうした状況を踏まえ、当館では15年度から博物館独自の評価システムの構築に向けて、設置目的や当館に求められる現代的なニーズ、活動の現状と課題、当面の活動目標、目標の達成度を計るための指標等について検討を重ねてきた。そして、昨年3月と9月の博物館協議会での討議を経て、「徳島県立博物館の中期活動目標」として取りまとめた。この中期活動目標は必ずしも完璧なものではなく、細部では見直ししていく必要があるが、この4、5年は基本的にはこの目標に沿って計画的に活動を推進するとともに、自己点検・評価を行い、また、博物館協議会による外部評価も受けながら、博物館活動の改善・活性化を図って行きたい。
また、当館の中期活動目標の内容及び中期活動目標の策定に至る経緯について、平成16年12月に東京で開催された美術館等運営研究協議会(文化庁主催)において、館長が「徳島県立博物館の自己評価方式」として事例発表を行った。
5. 県民参加の仕組みづくり、博物館運営支援組織のあり方等の検討
徳島文理大学総合政策学部4年生2名が、当館学芸員の協力を得て卒業研究「徳島県立博物館の外部評価と活性化についての研究」に取り組んだ。大学生にとっての県立博物館のイメージや利用実態が明確になり、その成果が博物館協議会の議事の中で活用された。
博物館が地域社会において果たしてきた役割を把握するとともに、21世紀にふさわしい地域的文化・学習拠点として、博物館が機能を発揮できる仕組みづくりの研究を行うため、文化庁の平成17年度芸術拠点形成事業に応募することにした。
鳴門教育大学・徳島文理大学・県立近代美術館・県立文書館と連携して「元気な博物館づくりプロジェクト実行委員会」を設置して協議し、3月末に企画案をまとめて応募した。
北海道大学では文部科学省の助成を受けて「準自然分類学者養成講座」を実施している。こうした講座の受講については県技術士会等からも要望があったように、県内でも需要があると考えられる。
そこで、この講座を北海道大学総合博物館と連携して徳島でのサテライト講座として実施できないか検討を行った。
17年度に試行的に実施する予定である。
6.視察等博物館関係来訪者
6月8日 高知工科大学総合研究所教授 赤澤 威氏
6月16日 兵庫県埋蔵文化財調査事務所資料保存班 中村 弘氏ほか1名
6月20日 愛媛県重信町中央公民館分館長・分館主事合同視察研修一行 48名
6月23日 徳島県教育委員 上田利治氏
6月24日 石川県立歴史博物館 濱岡伸也氏
8月25日 坂出市奨学生友の会(解放学習)視察研修一行 20名
11月17日 富山県議会経済企画常任会一行 8名
11月18日 秋田県立博物館 渡部 均氏
11月27日 関西大学名誉教授 網干善教氏ほか 3名
11月30日 文化庁文化財調査官 禰宜田佳男氏ほか 4名
12月7日 芦原地域生活文化問題協議会一向 48名
1月18日 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 土田健一氏
1月21日 水平社博物館長 守安敏司氏
1月27日 東祖谷山村人権教育推進協議会一行 20名
1月30日 明石市立上西厚生館運営委員会一行 40名
3月18日 國學院大學教授 小林達雄氏ほか 2名