旧館(徳島県立鳥居記念博物館)の概要

 

 徳島県立鳥居記念博物館は鳥居龍蔵博士の業績を顕彰するため、鳴門市撫養町の妙見山公園山頂に建設されました。1964年(昭和39)2月起工、翌年3月竣工開館しました。

 建築は3層天守閣様式、鉄筋コンクリート4階建て、本館の延面積449.86平方メートル(136.07坪)、高さ17.5メートルです。内部は4階で、1階が事務室・整理室・研究室・資料室など、2階と3階が展示室、屋階が展望室となっていました。

 記念博物館が立地した妙見山は桜の名所でもあり、春の花見シーズンには行楽地として今もにぎわっています。その妙見山のシンボルとしても親しまれましたが、2010年(平成22)3月31日をもって閉館しました。

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