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文化の森デジタルアーカイブ構築事業

-貴重資料をもっと身近に―

photo  徳島県立博物館には2020年4月1日現在で、54万点を超える資料が収集されています。それらは、旧県博物館時代から県民の皆様の力を借りて収集してきたもので、大切に保存されていますが、展示などでご覧いただく機会がなかなかないものもたくさんありました。

 開園30周年を迎えるにあたり、文化の森総合公園では、「文化の森デジタルアーカイブ構築事業」を実施しています。この事業では、文化の森各館が所蔵する貴重資料を撮影して高精細なデジタル画像を作成するとともに、インターネット上で公開し、県民の皆様に、より気軽に資料をご覧いただけるようにするものです。博物館では、令和元年(2019)度に指定文化財を中心とする文書や絵図、考古資料などの撮影を行いました。この画像は、令和2年度に「とくしまデジタルアーカイブ」で公開されたほか、本図録にもその一部を掲載しています。今後も順次、資料の撮影を行い、デジタルアーカイブの充実を図っていきます。

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立体資料の撮影


 

閲覧システム:ADEACの使い方

 当館では、デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステムであるADEAC(アデアック)を利用しています。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットで閲覧できるのと、インターネット接続環境があれば、家や職場以外の出先でもご覧いただけます。


デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステム:ADEACの使い方(mp4形式)

うまく表示できない場合はMOV形式をダウンロードして表示してみてください。


 

ADEAC:徳島県立博物館の入口


 

おすすめの資料

 上記adeacで公開されているものの代表的な資料を紹介します。お試しで簡単にアクセスしたい場合はこちらから。

ぐりぐり回転して動かせる銅鐸

photo 銅鐸のような立体物は3D画像として、マウスや指で回転して表示できます。

袈裟襷文銅鐸(小松島市勢合出土)


細かく表示できる地図

photo 江戸時代に作成された徳島県の地図を詳しく表示できます。現在の地名と合わせてみるといろいろ発見があります。左の画像は阿南市太龍寺付近で、右上に鶴林寺が見える。

阿波国大絵図(あわのくにおおえず)


ADEAC以外でのデジタルアーカイブ

 当館では、adeac以外でのデジタルアーカイブ公開も行っています。コンピュータ技術の進歩は速く、その時々に応じた技術を用いて県民の皆様に、博物館資料を来館しなくてもご覧いただけるよう努めています。


 

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