部門展示

館蔵の鏡と古銭

 徳島県立博物館では、発掘調査による実物資料の採集や、複製品の製作によって古墳からの出土品である鏡を多数収蔵しています。鏡の種類には、三角縁神獣鏡、画文帯神獣鏡、獣帯鏡、四獣鏡、内行花文鏡など様々な種類の鏡があります。

 一方、徳島市一宮、阿南市畑田、小松島市根井などで出土した中世の古銭は、甕などにまとまって入れられた状態で発見されたものです。これらの埋納銭は、隠すために埋められたのか、何らかのまじないを行ったのかははっきりとしていません。発見された当時に旧館に収蔵され現在まで受け継がれてきたものです。

 今回の展示では、これまであまり公開されていない館蔵の鏡と古銭を中心に紹介します。

<会期>   1月18日(火)〜3月21日(月・祝)
<休館日>  毎週月曜日 ※
3月21日(月・祝)は開館
<会場>   博物館2階常設展示室内 部門展示室
<観覧料>  通常の常設展観覧料
(一般200円,高校・大学生100円,小・中学生50円)
※ただし,土・日は高校生以下は無料.祝日は全員無料.
<関連行事> 学芸員が展示内容についてわかりやすく解説します。
      2月13日(日)14:00〜14:30
博物館2階常設展示室内 部門展示室
担当:高島芳弘(博物館学芸員)

※部門展示とは、博物館常設展示室内の部門展示室において定期的にテーマを変えて展示するコーナーのことです。