部門展示

徳島の昆虫
ー旧博物館の資料よりー

 徳島県立博物館の前身である徳島県博物館(旧博物館)は,平成2年3月に31年の歴史を閉じました。旧博物館に収蔵されていた昆虫標本は,その後,徳島県立博物館へ引き継がれ,現在も大切に保管されています。それらの多くは徳島県で採集された昆虫で,一般の方々や同好会の方々のご協力によって作製されました。なかには,今ではあまり見られなくなったチョウや甲虫の仲間なども含まれています。

 今回の展示では,40〜50年前に採集された徳島の昆虫たちを旧博物館の標本から振り返りたいと思います。また,当時,実際に展示されていた標本も紹介します。この展示を通じて,身近な昆虫たちの多様性や魅力を発見し,加えて,このような標本を恒久的に保存していくことの大切さを理解していただく機会となれば幸いです。

<会期>   7月21日(水)〜9月5日(日)
<休館日>  毎週月曜日

<会場>   博物館2階常設展示室内 部門展示室
<観覧料>  通常の常設展観覧料
(一般200円,高校・大学生100円,小・中学生50円)
※ただし,土・日および夏休み期間中は高校生以下は無料.
<関連行事> 展示解説:8月15日(日)14:00〜14:30
      
博物館2階常設展示室内 部門展示室