この催し物は終了しました

 

徳島県立博物館2000年7月の催し物案内

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇土曜講座「平安初期の仏像の魅力」


奈良時代の終わりから、都が平安京に移った平安時代の初めにかけては、もっとも個性豊かで魅力的な仏像が作られた時期です。なぜそのような仏像が現れたのか、いろいろと議論されていますが、はっきりとしたことは分かりません。最新の考え方を紹介しながら、この時期の仏像についてわかりやすくお話します。

 ○日  時  7月8日(土)14:00〜15:00
 ○場  所  博物館3階 講座室
 ○講  師  大橋 俊雄(博物館主任学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇歴史散歩「石造文化財をしらべよう」


神社やお寺の境内を歩くと、狛犬・常夜灯・百度石・名勝碑など、さまざまな石造文化財が目につきます。ふだん見慣れた狛犬なども、よく見ると、以外に古い時期に建てられたことが分かります。
この行事では、蜂須賀家政によって建てられたとされる小松島市中田町の八幡神社にある狛犬や常夜灯などについて、その由来や時期などをしらべます。あわせて、豊臣秀吉を祀った豊国神社や家政が隠居した中田御別荘の跡も探してみたいとおもいます。

 ○日  時  7月9日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  小松島市中田町 八幡神社境内ほか
 ○講  師  山川 浩實(博物館人文課長)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,6月29日(木)までにお申し込みください。




◇体験学習「火おこし」


「火」を使いこなすことは人間の生活を大きく変え、豊かにしてきました。人類の歴史の中で「火」との出会いはもっとも大きな出来事のひとつだったのです。では、現代のようにマッチやライターなどがなかった大むかしに、人びとはどうやって火をつくりだしていたのでしょうか?発掘調査によって見つかる出土品や古くから伝わっている民俗例などから考えると、ものをこすりあわせたときの摩擦熱を利用する方法と、火花による方法があったようです。
この体験学習では、マイキリやヒウチイシなどを使って実際に火おこしに挑戦し、大むかしの人びとの生活の一部を体験してみようと思います。

 ○日  時  7月16日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  博物館3階 実習室
 ○講  師  魚島 純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月6日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  小学生は保護者同伴のこと




◇野外自然かんさつ「光に集まる昆虫かんさつA」


昆虫が、光に集まることはよく知られています。そのために、昆虫を採集・調査するときに、山の中で発電器を利用して、蛍光灯や短い波長(紫外線)を多く出すランプをつけて虫を調べることがあります。夜、どんな昆虫が光に集まってくるのか調べて見ませんか。梅雨が上がったくらいのこの時期、はたしてどんな昆虫がいるのでしょうか?

 ○日  時  7月22日(土)19:00〜21:00
 ○場  所  徳島市内
 ○講  師  大原 賢二(博物館自然課長)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,7月12日(水)までにお申し込みください。
 ○備  考  徳島市周辺




◇企画展関連行事「展示解説@」


「侵入者たち −外国からやってきた生きものの光と影−」についてわかりやすく解説します.

 ○日  時  7月23日(日)14:00〜15:00
 ○場  所  博物館1階企画展示室
 ○講  師  小川 誠(博物館主任学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  企画展「侵入者たち」観覧料が必要




◇野外自然かんさつ「水生昆虫のかんさつ」


暑い夏,水に親しむ機会が多くなる季節です.近くの川や,水路にもいろいろな生き物が見られます.石の裏側や小石の間などにどんなものがいるのか一緒に探してみましょう.

 ○日  時  7月29日(土)10:00〜12:00
 ○場  所  園瀬川
 ○講  師  徳山 豊(川内北小・校長)
        大原 賢二(博物館自然課長)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  50名
 ○申込方法  別記の方法で,7月19日(水)までにお申し込みください。
 ○備  考  園瀬川,小学生以上




◇企画展関連行事「帰化生物をさがそうB」


私たちのみのまわりには最近になって外国からやってきたいきものがたくさんいます。それを帰化生物といいますが,数年前に日本では生育していないセアカゴケグモが関西地方で発見され,毒グモ騒動を巻き起こしました.7月から博物館で開催する企画展にあわせて,日本蜘蛛学会会長の西川喜朗教授を招いて,そのセアカゴケグモについいてお話をうかがいながら小松島港周辺に生育する帰化生物を探してみます。帰化生物探しにチャレンジしてみませんか?

 ○日  時  7月30日(日)13:00−16:00
 ○場  所  小松島港周辺
 ○講  師  西川喜朗(追手門学院大学教授)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月20日(木)までにお申し込みください。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 0886-68-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例


博物館のホームページ