徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.
宍喰町の竹ケ島周辺の地層は、“宍喰の漣痕”などのみごとな堆積構造や、深海性の生痕化石が見られることで昔からよく知られています。
この行事では、これらの堆積構造や生痕化石をくわしく観察し、その意味を考えます。貝などの化石はありませんが、地層のでき方を考えながら観察すると、地層そのものからじつにさまざまな情報を読みとることができます。また、縄文海進時の波食地形の観察もあわせて行ないます。
JRと阿佐東線を利用しての参加が可能です。往復で7km以上歩くほか、足場の悪いところにも入ります。足に自信のある方向けの行事です。
○日 時 4月8日(日)12時〜午後4分
○場 所 宍喰町阿佐東線宍喰駅〜竹ケ島(現地集合現地解散)
○講 師 中尾 賢一(博物館主任学芸員)
○対 象 小学校高学年から一般
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,3月29日(木)までにお申し込みください。
日本には、蒔絵(まきえ)という伝統的な工芸があり、これにたずさわる人たちは蒔絵師と呼ばれてきました。
江戸時代、阿波の蜂須賀家では、飯塚桃葉(いいづかとうよう)という蒔絵師を召し抱えていました。彼は蒔絵の名人として歴史に名を残しています。桃葉がどのような作品をつくったのか紹介し、その魅力にせまります。
○日 時 4月14日(土)13時〜14時
○場 所 博物館3階 講座室
○講 師 大橋 俊雄(博物館主任学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
クントゥル・ワシ遺跡は、ペルー北部の山上にある神殿遺跡です。後のインカ帝国へと継承される古代アンデス文明「形成期」の遺跡で、アンデス最古の多数の金製品が出土して注目を集めています。東京大学古代アンデス文明調査隊を率いて10年以上にわたる発掘調査を行ってきた大貫良夫先生に、「アンデスの黄金−クントクル・ワシ神殿の発掘−」と題して、発掘の成果をエピソードを交えてお話していただきます。
○日 時 4月15日(日)午後1時30分〜3時
○場 所 文化の森イベントホール
○講 師 大貫良夫氏(野外民族博物館リトルワールド館長・東京大学名誉教授)
○対 象 小学生から一般
○定 員 250名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
○備 考 先着順
銅や鉄などの金属が使われるようになるまでは,ヤリや斧などの道具は石でつくられていました。石器をつくるには,石を割る,刃を付ける細かな加工をする,たたく,砥石で磨くなどの作業が必要でした.
今回の『石ヤリをつくろう』では,用意したサヌカイトの素材を細かく加工して槍先をつくる作業をおこないます。時間があれば柄も付けてみます.
石器をつくるためのさまざまな工夫の跡を体験してみましょう.
○日 時 4月22日(日)
○場 所 博物館3階 実習室及びベランダ
○講 師 高島 芳弘(博物館専門学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴) ○申込方法 別記の方法で,4月12日(木)までにお申し込みください。
○日 時 4月22日(日)午後2時〜3時
○場 所 博物館企画展示室および21世紀館多目的活動室
○講 師 両角 芳郎(博物館副館長)
高島 芳弘(博物館専門学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 30名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
○備 考 会場へ直接お集まりください。入場には企画展観覧料が必要です。
○日 時 4月29日(日)午後2時〜3時
○場 所 博物館企画展示室および21世紀館多目的活動室
○講 師 両角 芳郎(博物館副館長)
高島 芳弘(博物館専門学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 30名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
○備 考 会場へ直接お集まりください。入場には企画展観覧料が必要です。
■お申し込みについて 往復はがきに 往復葉書記入例
1.希望行事名
2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。
申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館
普及係 TEL 0886-68-3636