徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.
「火」を使いこなすことは人間の生活を大きく変え、豊かにしてきました。人類の歴史の中で「火」との出会いはもっとも大きな出来事のひとつだったのです。では、現代のようにマッチやライターなどがなかった大むかしに、人びとはどうやって火をつくりだしていたのでしょうか?発掘調査によって見つかる出土品や古くから伝わっている民俗例などから考えると、ものをこすりあわせたときの摩擦熱を利用する方法と、火花による方法があったようです。
この体験学習では、マイキリやヒウチイシなどを使って実際に火おこしに挑戦し、大むかしの人びとの生活の一部を体験してみようと思います。
○日 時 9月2日(日)10:00〜12:00
○場 所 博物館3階 実習室
○講 師 魚島 純一(博物館主任学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,8月23日(木)までにお申し込みください。
秋といえば鳴く虫・・となります。皆さんの家の周りでもコオロギのなかまのもの悲しい声や、アオマツムシのするどく高い音が聞こえているのではないでしょうか。アオマツムシってどんな姿をしているのか、コオロギのなかまは何種くらいいるのか、そしてどんな部分を使ってあのような音を出しているのか、秋の夜、草むらの中をのぞいてみませんか。
○日 時 9月8日(土)19:00〜21:00
○場 所 文化の森総合公園内
○講 師 和田 賢次(自然観察指導員)
大原 賢二(博物館自然課長)
○対 象 小学生から一般
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,8月29日(水)までにお申し込みください。
1930年代は全国的に博物館が急増した時代として、博物館史のなかで特筆されています。この時代、徳島県でもいくつかの博物館構想が浮かんでは消え、また、学校付設博物館が整備された例もありますが、これまで顧みられることはほとんどありませんでした。これら「まぼろしの博物館」の実態と背景を探ってみたいと思います。
○日 時 9月8日(土)13:30〜15:00
○場 所 博物館3階 講座室
○講 師 長谷川 賢二(博物館主任学芸員)
○対 象 一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
室内実習「軸物の鑑賞と取りあつかい」は諸事情により中止となりました.
海と川が出会う河口にはいろいろな生き物がくらしています。シオマネキやアシハラガニなどのカニ類,ウミニナやイソシジミなどの貝類,トビハゼやコトヒキなどの魚,潮の引いた後の干潟とその周辺で簡単に見つけることができます。こんな身近な場所に,こんなにたくさんの生き物がいたのかと驚かされます。見て,触れて実感してみてください.そしてなぜ河口には,たくさんの生き物がくらしているのかをいっしょに考えてみましょう。
○日 時 9月16日(日)10:00〜12:00
○場 所 勝浦川河口
○講 師 佐藤 陽一(博物館主任学芸員)
田辺 力(博物館主任学芸員)
中尾 賢一(博物館主任学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 70名
○申込方法 別記の方法で,9月6日(木)までにお申し込みください。
石を打ち欠くと薄く鋭い刃をもったかけらができます.打ち欠いて作る石の道具の材料には,サヌカイト,チャート,黒曜石などが使われます.
今回は香川県産のサヌカイトをでかけらをつくり,これを使って,肉や皮を切ったり皮に着いた油をこそげ取ったりしてみましょう.
鉄とは違った石のナイフの切れ味を存分にお楽しみ下さい.
○日 時 9月23日(日)13:00〜16:00
○場 所 博物館3階 実習室
○講 師 高島 芳弘(博物館専門学芸員)
○対 象 小学生
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,9月13日(木)までにお申し込みください。
○備 考 保護者同伴可
■お申し込みについて 往復はがきに 往復葉書記入例
1.希望行事名
2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。
申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館
普及係 TEL 0886-68-3636