徳島県立博物館2002年3月の催し物案内

 この募集は終了いたしました

 

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇企画展関連行事「展示解説2」


国立博物館・美術館巡回展「信仰と美術」の展示資料について、代表的な考古遺物・仏像・仏画や近代の芸術作品をわかりやすく説明します。

 ○日  時  3月2日(土)13:00〜14:00
 ○場  所  博物館企画展示室
 ○講  師  山川 浩實(博物館人文課長)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇企画展関連行事「国立博物館・美術展巡回展「信仰と美術」記念講演会」


白鳳時代から平安・鎌倉時代に至るわが国の代表的な仏像を紹介し、この時期における仏像の特徴や、のちの時代の仏像・仏画に与えた影響などをわかりやすく紹介します。

 ○日  時  3月10日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  文化の森イベントホール
 ○講  師  松浦正昭氏(奈良国立博物館仏教美術研究室長)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  300名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇土曜トピックス「インドネシア〜ジャングルの小さな動物たち」


常夏の国、インドネシア。赤道直下のジャングルには様々な生き物たちが暮らしています。よく知られているのはオランウータンなどの大型の動物ですが、実際にジャングルに入ってみると、サソリやヤスデなど手の平にのっかる位の小さな動物たちがたくさんいることに気づきます。私は1999年と2000年にインドネシアへ調査旅行に出かけました。今回はスライドを使ってその旅行のあらましを日記風にたどりながら、ジャングルの小さな動物たちや街の風景などをご紹介します。採集した動物の標本も一部お見せします。

 ○日  時  3月9日(土)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  田辺 力(博物館主任学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。


◇歴史散歩「貞光を歩こう」


剣山の入口に当たる貞光は、その街並みや寺社などに歴史が刻まれた町です。その豊富な歴史の痕跡をたどりながら、春の1日を過ごしてみましょう。

 ○日  時  3月17日(日)10:00〜14:00
 ○場  所  貞光町
 ○講  師  長谷川 賢二(博物館主任学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,3月7日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習(こども向け)「阿波の歴史かるたであそぼう2かるたあそび」


阿波の歴史に関する簡単な用語を使って歴史かるたを作り、5言・7言・5言のかるたから、楽しく歴史に親しみます。
第2回目は、制作した阿波の歴史かるたを取りあって遊びます。

 ○日  時  3月24日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  山川 浩實(博物館人文課長)
 ○対  象  小・中学生のみ
 ○定  員  25名
 ○申込方法  別記の方法で,3月14日(木)までにお申し込みください。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 0886-68-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例


国立博物館・美術館巡回展「信仰と美術」開催要項

1 趣 旨  
 
 文化庁では、平成6年度から国立博物館・美術館が所蔵する文化財や芸術作品を紹介する「国立博物館・美術館巡回展」を開催してきた。この巡回展は、平成13年度から独立行政法人国立博物館・美術館に引き継がれ、今年度は徳島県と和歌山県との2会場で実施されることとなった。
 本展では、奈良国立博物館・国立国際美術館・東京国立博物館・京都国立博物館・東京国立近代美術館・京都国立近代美術館の所蔵品の中から、日本人が信仰に触発されて生み出してきた貴重な考古遺物・仏像・仏画をはじめ、信仰に関する近・現代の優れた芸術作品を紹介する。展示資料は、国宝2件、重要文化財17件を含む68件である。
 また、徳島県に関係した資料として、小松島市田浦町前山遺跡出土の盾持男子像埴輪を展示する。
 
2 主 催
 奈良国立博物館・国立国際美術館・徳島県教育委員会・徳島県立博物館
 
3 会期及び開館時間
 平成14年2月19日(火)〜3月21日(木) 9:30〜17:00
 ※休館日 毎月曜日
  
4 会 場
 博物館企画展示室・21世紀館多目的活動室
 
5 観覧料
 大人 200円(160円)、高校・大学生 100円(80円)、小・中学生 50円(40円)
( )内は団体料金
 
6 展示の構成
 1 古代の信仰と美術
 (1)日本美術の始まり
 (2)寺院の造営と仏教美術の遺品
 (3)山岳信仰と経塚の遺宝   
 2 日本の仏像美術
 (1)初期金銅仏の世界
 (2)如来像の世界
 (3)菩薩像の世界
 (4)明王像の世界
 (5)天部像の世界  
3 近代美術と信仰   
 
 
 
7 関連行事
 (1)記念講演会
   日 時 3月10日(日) 13:30〜15:00
   会 場 文化の森イベントホール
   講 師 松浦正昭氏(奈良国立博物館仏教美術研究室長)
   演 題 日本美術と仏像   
 (2) 展示解説
   日 時 2月24日(日)13:00〜14:00
       3月 2日(土)13:00〜14:00
担当者 当館学芸員
 
8 主な展示資料
 ●興福寺金堂鎮壇具(奈良時代)19件 東京国立博物館蔵
 ●牛皮華鬘(平安時代)     2枚 奈良国立博物館蔵
 ◎画文帯四仏四獣鏡(古墳時代) 1面 京都国立博物館蔵
 ◎銅造薬師如来像(奈良時代)  1躯 奈良国立博物館蔵
 ◎蔵王権現立像(平安時代)   1躯 奈良国立博物館蔵
 ◎ 大日如来座像(平安時代)   1躯 奈良国立博物館蔵
 ◎ 十二天像(鎌倉時代)    12幅 奈良国立博物館蔵
  盾持男子像埴輪(古墳時代)  1個 京都国立博物館蔵
  訶梨帝母 堂本印象画(大正11年)
            3幅対 京都国立近代美術館蔵
  金閣炎上 川端龍子画(昭和25年)
               1幅 東京国立近代美術館蔵
  原の城 船越保武作(昭和46年)1点 国立国際美術館蔵
                 (●国宝、◎重要文化財)
 

 ●3月のクイズラリーは,9日(土)と23日(土)です。小・中・高校生のみなさん,休みの日にチャレンジしてみませんか。ユニークな景品をたくさん用意していますよ。


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