徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.
麦は、弥生時代から栽培され、古くから食糧とされていました。江戸時代には、麦は大麦と小麦とが栽培されました。小麦はうどんや菓子などに用いられましたが、大麦は、米が農民の年貢であったため、農民の重要な食糧となりました。江戸時代の阿波国では、麦は米とともに年貢となりましたが、大麦は麦めしといわれ、農民の主食でした。
この行事では、江戸時代の農民の主食であった麦ごはんなどを食べ、厳しい食生活を強いられた江戸時代の農民の粗末な食事を体験します。
○日 時 6月2日(日)13:30〜15:30
○場 所 博物館実習室
○講 師 山川 浩実(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 20名
○申込方法 別記の方法で,5月23日(木)までにお申し込みください。
○備 考 小学生以下は、保護者同伴。
阿讃山地をつくる和泉層群は,領家帯の花こう岩類の上に堆積した海成の地層です。香川県引田町付近が両者の境界にあたります。
引田町城山の回りを散策し,基盤をつくる領家帯の花こう岩とそれに貫入する岩脈,その上に重なる和泉層群の礫岩・砂岩,両者の不整合関係などを観察します。4〜5km歩く健脚向きです。
○日 時 6月9日(日)13:00〜17:00
○場 所 香川県引田町
○講 師 両角 芳郎(博物館学芸員)
○対 象 小学校高学年から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 40名
○申込方法 別記の方法で,5月30日(木)までにお申し込みください。
徳島市助任町にある興源寺は、蜂須賀家の菩提寺です。ここには数多くの歴代藩主やその夫人などの墓である大きな五輪塔や無縫塔などが残されています。これらの墓は、徳島市によって、蜂須賀の墓所として美しく整備されています。
この行事では、興源寺に残されている歴代徳島藩主やその夫人などの墓を見ながら、被葬者の銘文などからその経歴をはじめ、墓の形式やその特徴などをしらべます。
○日 時 6月16日(日)13:30〜15:00
○場 所 興源寺(徳島市助任町)
○講 師 山川 浩実(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,6月6日(木)までにお申し込みください。
○備 考 小学生以下は、保護者同伴。
2回連続講座の完結編。今回は「阿波忌部とその歴史」をテーマに、古代における阿波忌部の実像を探るとともに、中世以降の阿波で忌部の系譜意識や伝承がどのように展開していくのか、史料をもとに検討してみます。
明治初年に繰り広げられた「忌部神社論争」(古代以来の正統な忌部神社の所在をめぐって行われた論争)への道筋も明らかにしていきたいと考えています。
○日 時 6月23日(日)13:30〜15:00
○場 所
○講 師 長谷川賢二(博物館学芸員)
○対 象
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
■お申し込みについて 往復はがきに 往復葉書記入例
1.希望行事名
2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。
申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館
普及係 TEL 088-668-3636