徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.
近くの川や,水路にもいろいろな生き物が見られます.川に入って石の裏側や小石の間などにどんなものがいるのか一緒に探してみましょう.また,そこにすむ生き物から,水のよごれの程度がある程度わかることも確かめてみましょう.
○日 時 8月3日(土)10:00〜12:00
○場 所 徳島市八万町園瀬川
○講 師 徳山 豊(川内北小・校長),大原 賢二(博物館自然課長)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
○申込方法 別記の方法で,7月24日(水)までにお申し込みください。
海岸は”宝の山?”です!遠い遠い南の島からやって来たヤシの実や釣りの浮き、そして、最近では遠く海外からも拾いに来るというグラスボール。海岸で漂着物を探すことはコレクションと散歩をかねた趣味”ビーチコーミング”としてアメリカなど
では大変流行しています。みなさんも夏休みの想い出づくりにご家族で「漂着物=
宝!」探しをしてみませんか?県内の海岸を貸し切りバスを使ってご案内します。参加費は「無料」ですのでお気軽にご参加ください。
○日 時 8月4日(日)9:00〜17:00
○場 所 那賀川河口、由岐町周辺
○講 師 茨木 靖(博物館学芸員),大原 賢二(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 35名
○申込方法 別記の方法で,7月25日(木)までにお申し込みください。
「レプリカ」というのは、実物から型どりをしてつくられた精密な複製品のことです。「にせもの」や「つくりもの」と思われがちですが、とても精巧につくられていて、博物館などで展示資料としてはもちろん、資料保存のためや研究資料としてもたいへん役立っています。
今回の実習では、実際にアンモナイトの化石から型どりしたシリコン型を使って誰でもかんたんにできるレプリカづくりに挑戦します。
○日 時 8月3日(土)13:30〜15:30
○場 所 博物館実習室
○講 師 魚島 純一(博物館学芸員)
○対 象 小学生(保護者の同伴は可能)
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,7月24日(水)までにお申し込みください。
黒潮はいろいろなものを私たちに届けてくれます.植物から見ても同様で,黒潮に
よって種や実が運ばれて分布を広げているものがあります.また,黒潮によって
もたらされる暖かい気候により,暖地生の植物が生育しています.そうした黒潮がもたら
したものを,植物の目から紹介します.
○日 時 8月4日(日)13:30〜14:30
○場 所 博物館講座室
○講 師 小川 誠(主任学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
「名もない花が道ばたに咲いていた」というフレーズにはロマンチックなひびきがありますが,我々の身近に咲く花にはほとんど名前がついています.しかし,その名
前を調べようとしてもたくさんある図鑑のどれをみれば良いのか迷ってしまいます.
そして,そうこうしているうちに花はどんどん枯れていってしまいます.そうならないためには,まず,おし葉標本をつくり,咲いていた状態をできるだけ保存します.次に検索法を使って,種類を絞り込むことによって名前を調べやすくし
ます.その方法を実際の植物を使って実習します.
○日 時 8月10日(土)10:00〜15:00
○場 所 博物館実習室
○講 師 小川 誠(主任学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,7月31日(水)までにお申し込みください
コメはどこから渡ってきたのでしょう.最近の遺伝子を使ったルーツ探しの研究の成果などをご紹介しながら,黒潮と人とモノの流れを考えてみます.
○日 時 8月11日(日)13:30〜14:30
○場 所 博物館講座室
○講 師 茨木 靖(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
私たちの身の回りの自然について,わかっているようで実はわかっていないということがたくさんあります.そんな自然を探検してみませんか?今年度からはじまるみどりの探検隊では参加者自身が,実際の自然に飛び込んで
調べ,そこに生えている植物をデジタルカメラで記録していきます.今回のテーマ
は夏の那賀川のワジキラインに咲く花です.キシツツジで有名な場所ですが,新しい植物がみつかるかもしれません.デジタルカメラはこちらで用意しますので,だれでも気軽に参加できます。
○日 時 8月17日(土)10:00〜15:00
○場 所 鷲敷町(青少年活動センター前)
○講 師 小川 誠(主任学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 15名
○申込方法 別記の方法で,8月7日(水)までにお申し込みください。
海でひろった貝がらも、ちゃんと標本として保存しておけば,いい夏の思いでになります.夏休みにひろった貝がらを標本にしてみましょう。当日はラベルの作り方や標本のならべ方などを中心に、標本の作り方を実習します。貝があれば、ぜひ持って
きてください。貝がなくても実習はできますが、あった方がやりやすいです。
○日 時 8月18日(日)13:30〜15:30
○場 所 博物館実習室
○講 師 田辺 力(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 40名
○申込方法 別記の方法で,8月8日(木)までにお申し込みください。
琉球・薩南諸島では、農耕において熱帯系のタロイモ、ヤマノイモ類が大きな役割を果たしてきたことが言われています。またタロイモ、ヤマノイモの収穫祭と考えられる祭が行われています。琉球・薩南諸島のイモの祭りの様子や、タロイモの仲間のサトイモを用いる徳島県内の行事の様子をスライドで紹介し、イモに関わる文化と黒潮の道について考えます。
○日 時 8月18日(日)13:30〜14:30
○場 所 博物館講座室
○講 師 庄武 憲子(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
夏休みに採集した生きものの名前を講師の方と一緒に調べてみましょう。名前がわかると生きものへの愛着もぐっと増します。対象とするものは植物(コケ,キノコ,
海藻を除く),昆虫・貝などの動物,岩石・鉱物・化石です.
★以下の点にそってご準備ください。
(1)おおまかでもかまいませんので、種類ごとにわけておいてください。
(2)まちがっていてもかまわないませんので、できればあらかじめ図鑑で名前を調べてみてください。
(3)持ってくる標本の数は、1人30点以内にしてください。
(4)わからないところ、質問したいところをはっきりさせておいてください。
○日 時 8月23日(金) 9:30〜16:00
○場 所 博物館実習室・講座室
○対 象 小学生から一般
○定 員 −名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
「火」を使いこなすことは人間の生活を大きく変え、豊かにしてきました。人類の歴史の中で火との出会いはもっとも大きな出来事のひとつだったのです。では、現代のようにマッチやライターなどがなかった大むかしに、人びとはどうやって火をつくりだしていたのでしょうか?発掘調査によって見つかる出土品や古くから伝わっている民俗例などから考えると、ものをこすりあわせたときの摩擦熱を利用する方法と、火花による方法があったようです。この歴史体験では、マイキリやヒウチイシを使って実際に火おこしに挑戦し、大むかしの人びとの生活の一部を体験してみようと思います。
○日 時 8月24日(土)10:00〜12:00
○場 所 博物館実習室
○講 師 魚島 純一(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,8月14日(水)までにお申し込みください。
本土から南西諸島へと南下するにつれ、そこに住むヤスデ、貝、カニがどのように移り変わっていくかをご紹介します。
○日 時 8月24日(土)13:30〜14:30
○場 所 博物館講座室
○講 師 田辺 力(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
植物の葉から脈を取し色をつけると脈の編み目が浮き出たきれいな模様になります.それをパウチすると,自分だけのオリジナルのしおりができあがります.今回は
葉脈標本を作り,それをしおりにする方法を実習します.自然の造形の美しさに触れてみませんか?
○日 時 8月25日(日)10:00〜13:00
○場 所 博物館実習室
○講 師 小川 誠(主任学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 40名
○申込方法 別記の方法で,8月15日(木)までにお申し込みください。
黒潮の流れとは逆に、本土から琉球列島に向かっていった文化の流れがあります。とくに熊野信仰の伝播と宗教者の渡海について紹介します。
○日 時 8月25日(日)13:30〜14:30
○場 所 博物館講座室
○講 師 長谷川賢二(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
■お申し込みについて 往復はがきに 往復葉書記入例
1.希望行事名
2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。
申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館
普及係 TEL 088-668-3636