徳島県立博物館2002年10月の催し物案内

 

 この募集は終了いたしました

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「地層の観察」


羽ノ浦町の丘陵部には、蛇紋岩や結晶片岩、中生代白亜紀の地層が分布しています。白亜紀の地層の中にはところによって貝化石や粗悪な石炭、石灰岩などが含まれています。地層や岩石の見どころが多い地域です。
この行事では、丘陵部の南側を歩いて、岩石や地層、化石や石炭などを観察します。長距離歩くので、健脚に方に向いています。

 ○日  時  10月6日(日)13:00〜16:00
 ○場  所  那賀郡羽ノ浦町(現地集合現地解散)
 ○講  師  中尾 賢一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,9月26日(木)までにお申し込みください。




◇野外自然かんさつ「アサギマダラをさがそう」


アサギマダラというチョウは,春には南から北へ,そして秋には北から南へと移動することが知られています.このチョウにマークをつけて,徳島からどこへ動いていくのかを調べようとしています.本州から徳島へきていないか調べてみましょう.また,徳島でマークをつけたものが,室戸岬や,鹿児島県の喜界島,あるいは沖縄本島や台湾でも見つかるかもしれません.みんなでこのチョウにマークをして,このチョウの旅の軌跡を探ってみませんか.

 ○日  時  10月13日(日)10:00〜15:00
 ○場  所  由岐町
 ○講  師  大原 賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,10月3日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合・解散




◇「企画展展示解説1」


工人たちはいにしえの時代から,その作品に持てる技術のすべてを注ぎ込み,多くのものを残してきました。この企画展では,工人たちの技術の粋を集めて作られたさまざまなものに隠された古代の「わざ」に焦点をあて,文化財の科学的調査などからわかった優れた製作技術などを紹介します。また,復元された正倉院宝物の一部を展示し,それぞれの宝物に秘められた技術の高さについても紹介します。


 ○日  時  10月13日(日)14:00〜15:00
 ○場  所  博物館企画展示室
 ○講  師  魚島 純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  企画展観覧料が必要です




◇室内実習「秋の草と実」


秋にはいろいろな花が咲き出します。キクやシソのなかまなど私たちになじみの深い物もたくさんあります。また、花だけでなく木の実もいろいろみのります。
主に初心者を対象にして文化の森を歩いて植物をかんさつし、その名前や特徴などをやさしく紹介します。後半は、各自で採集した植物について、顕微鏡を使って花や実の”つくり”をかんさつします。花や実の中はどんなふうになっているのでしょう?じっくり見てみましょう。

 ○日  時  10月20日(日)13:30〜16:30
 ○場  所  博物館実習室+野外
 ○講  師  茨木 靖(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,10月10日(木)までにお申し込みください。




◇「銅鐸の復元製作実演」


銅鐸は,約1300℃もの高温で溶かした青銅を鋳型に流し込んでつくられる鋳物です。この行事では,銅鐸の製作工程のうち,溶かした青銅を鋳型に流し込む「鋳込み」の工程を中心に,実際に作業の一部を実演し,銅鐸づくりの高度なわざの一部分を実際に体験していただこうというものです。

 ○日  時  10月20日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  文化の森 野外劇場
 ○対  象  
 ○定  員  100名
 ○申込方法  別記の方法で,10月10日(木)までにお申し込みください。




◇歴史体験「土器づくり2」


縄文時代や弥生時代の人びとは、自分で土器をつくっていました。縄文土器にはさまざまな文様や飾りがつけられますが、ほとんどが深めのナベとして使われていました。弥生土器は用途によって甕、壺、高坏と形がきまっており、機能的な美しさがあります。
自らの手で土器をつくることによって、縄文時代、弥生時代の人びとの苦労や工夫のあとを体験してみましょう。

 ○日  時  10月26日(土)10:00〜14:00
 ○場  所  徳島市八万町周辺
 ○講  師  高島 芳弘(博物館学芸員)
 ○対  象  土器づくり1に参加した人
 ○定  員  40名
 ○申込方法  別記の方法で,10月16日(水)までにお申し込みください。




◇みどりの探検隊「那賀川の河口に咲く花を探そう」


那賀川の河口には真水と海水が混じる特別な環境があり,そこにはウラギクやハマサジなどの絶滅危惧種がたくさん生育しています.今回の行事では参加者自身がデジタルカメラで那賀川の河口に生育する植物を記録していきます.いままで知られていなかった植物がみつかるかもしれません.那賀川の河口のウラギクの群落は県内でも最大級と言われており,それが一斉に開花している様子は一見の価値があります.デジタルカメラはこちらで用意しますので,だれでも気軽に参加できます.

 ○日  時  10月27日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  那賀郡那賀川町
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  15名
 ○申込方法  別記の方法で,10月17日(木)までにお申し込みください。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

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