徳島県立博物館2003年3月の催し物案内

   

 この募集は終了いたしました

 

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇歴史体験「勾玉をつくろう」


大昔から,権力の象徴,あるいは邪悪なものを払うなどの意味で石を磨いてつくった玉を身につけていたことは遺跡などから多くの玉類が出土することからわかっています。実際には玉はとても硬い石でつくられていることが多く,孔をあけるにもたいへんな作業を伴っていたことがうかがえます。
この行事では,比較的柔らかい石を削って実際に勾玉をつくり,古代の人びとが何を考え,どれほど苦労をして玉つくりをしたか感じてみたいと思います。

 ○日  時  3月1日(土)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  魚島 純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,2月19日(水)までにお申し込みください。




◇室内実習「落ち葉の中のいきものたち2」


落ち葉をとってきて顕微鏡でぐっと拡大してみると,そこはおとぎの国。おもちろい形や、きれいな色をした生きものたちでいっぱいです.サソリのような形をしたカニムシ、しっぽにジャンプ用のバネをもつトビムシなどがいて楽しさ満点!ダンゴムシの目も拡大してみるとかわいらしいものです。魅力いっぱいの生きものたちの世界をぜひ体験してください。実習では、自分で落ち葉をとってきて,その中にいる生きものを顕微鏡で観察します。
※1月の落ち葉の中のいきものたち1と同じ内容です。

 ○日  時  3月2日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館実習室+野外
 ○講  師  田辺 力(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,2月20日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習「美術品の取りあつかいと鑑賞」


わたしたちの身近には、まだ多くの軸物や巻物、茶碗、漆器などのお道具が残されています。これらがまだ頻繁に使われていた昔には、どのように取りあつかわれ、仕舞われていたのでしょうか。
また現在のわたしたちは、お道具を後世に残すために、なにに気を付ければよいでしょうか。実際にお道具をもちいて、練習をしてみます。

 ○日  時  3月9日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  大橋 俊雄(博物館学芸員)
 ○対  象  中学生から一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,2月27日(木)までにお申し込みください。




◇野外自然かんさつ「立川谷の地質見学」


勝浦町の立川谷ぞいには,白亜紀前期の砂岩・泥岩・礫岩などの地層,ペルム紀付加帯堆積物,シルル紀〜デボン紀の石灰岩や火成岩などが分布しています。また,白亜紀前期の地層からは,アンモナイトや二枚貝,シダなどの化石が見つかっています。
立川谷に沿って往復7,8kmの山道を歩きながら,これらの地質を観察します。運がよければ化石が見つかるかもしれません。

 ○日  時  3月16日(日)10:00〜15:00
 ○場  所  勝浦町立川渓谷
 ○講  師  両角 芳郎(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  40名
 ○申込方法  別記の方法で,3月6日(木)までにお申し込みください。




◇歴史散歩「国府町歴史ウォーク」


国府町は古代に阿波の国府が置かれていた地域で,観音寺遺跡の調査で大量の木簡が出土して,改めて注目されています.国府の中心の候補地とされる大御和神社,観音寺に加えて国分寺跡,国分尼寺跡などを見学します.
国府が置かれる以前の弥生・古墳時代の遺跡も多くありますが,なかでも,気延山の宮谷古墳,奥谷1号墳,矢野古墳などの古墳は見学するのにうってつけです.また中世の板碑が造立されているところもあり,もりだくさんの見学コースとなっています.
昼食をはさんでゆったりと歩いてみませんか.

 ○日  時  3月23日(日)10:00〜14:00
 ○場  所  徳島市内
 ○講  師  高島 芳弘(博物館学芸員)
        長谷川賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,3月13日(木)までにお申し込みください。




◇巡礼研究講演会「四国遍路と六十六部」


近年,「癒しの文化」として四国遍路への関心が高まりつつありますが,学術的な研究は十分に進展してきたとはいえません。また,遍路以外の多様な巡礼習俗についてはほとんど知られていません。そこで,巡礼研究の前進を図るとともに,多くの方に巡礼文化に関心をもっていただくため「四国遍路と六十六部」をテーマとした講演会を開催します。

 ○日  時  3月22日(土)13:00〜16:30
 ○場  所  文化の森イベントホール
 ○講  師  長谷川賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  一般
 ○定  員  200名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例


博物館のホームページ