徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.
磯は楽しいところです。ナメクジのお化けのようなアメフラシ,背中に海そうをつけてよろよろ動くヨツバモガニ,真っ白な甲らのものがいるヒライソガニ、本当にカメの手のようなカメノテ...などなど,おもしろい動物たちでいっぱいです。アメフラシの大きいのは体長30cmぐらいあって大迫力。おすすめは柔らかくてかわいいウミウシです。じっくりかんさつしてみましょう。
○日 時 6月1日(日)11:00〜13:00
○場 所 鳴門市龍宮の磯
○講 師 田辺 力(博物館学芸員)
佐藤陽一(博物館学芸員)
中尾賢一(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 70名
○申込方法 別記の方法で,5月22日(木)までにお申し込みください。
ちょっと昔には、どこにでもあたり前のようにあった道具が、あまり目にすることのできないものになってきました。そんな道具の中の一つにカラサオがあります。麦や空豆のつぶを落としたり、藍をこなすのに使われてきた農家の道具です。
この何でもない道具でもよくみると地域ごとに名前もちがいますし、形もちがいます。博物館にあるカラサオをみながら一緒に考えていきましょう。
○日 時 6月7日(土)13:30〜15:00
○場 所 博物館講座室
○講 師 磯本宏紀(博物館学芸員)
○対 象 小学校高学年から一般
○定 員 50名
※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
一見何のへんてつもない泥岩などの堆積岩の中には、奇妙で複雑な形をした小さな(大きさ1mm以下)化石がたくさんうずもれています。この行事では、このような小さなサイズの化石を観察します。使う道具は走査型電子顕微鏡で、数百倍から数千倍に拡大して見ることができます。
参加者には、電子顕微鏡のピント合わせや倍率の切り替えなどのかんたんな操作や、化石の写真撮影も行ってもらいます。
○日 時 6月8日(日)10:00〜12:00・13:30〜15:30
○場 所 博物館実習室・電子顕微鏡室
○講 師 中尾賢一(博物館学芸員)
○対 象 小学校中学年から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 各10名
○申込方法 別記の方法で,5月29日(木)までにお申し込みください。
○備 考 午前・午後の希望をお書き下さい。
縄文土器や弥生土器はさまざまな文様で飾られています.なかでも縄目文様は縄文土器の名前の由来となった文様で,ひじょうに多く使われています・撚り紐の撚り方と回転の仕方によっていろいろな効果を生み出します.
今回は紐を自分で撚り合わせて,縄文原体をつくってみましょう.さらに貝や彫刻した棒などといっしょに,粘土におし付けて文様の効果をみてみましょう.
○日 時 6月15日(日)13:30〜16:30
○場 所 博物館実習室
○講 師 高島芳弘(博物館学芸員)
○対 象 小学校高学年から一般
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,6月5日(木)までにお申し込みください。
大昔から,権力の象徴,あるいは邪悪なものを払うなどの意味で石を磨いてつくった玉を身につけていたことは遺跡などから多くの玉類が出土することからわかっています。実際には玉はとても硬い石でつくられていることが多く,孔をあけるにもたいへんな作業を伴っていたことがうかがえます。
この行事では,比較的柔らかい石を削って実際に勾玉をつくり,古代の人びとが何を考え,どれほど苦労をして玉つくりをしたか感じてみたいと思います。
○日 時 6月22日(日)13:30〜16:00
○場 所 博物館実習室
○講 師 魚島純一(博物館学芸員)
○対 象 小学生から一般(小学生は保護者同伴)
○定 員 30名
○申込方法 別記の方法で,6月12日(木)までにお申し込みください。
■お申し込みについて 往復はがきに 往復葉書記入例
1.希望行事名
2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。
申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館
普及係 TEL 088-668-3636
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