徳島県立博物館2003年8月の催し物案内

  

 この募集は終了いたしました

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「水生昆虫のかんさつ」


身近にある川や,水路にもいろいろな生き物が見られます.魚だけでなく,小さな昆虫たちもたくさん暮らしています.川に入って石の裏側や小石の間などにどんなものがいるのか一緒に探してみましょう.また,そこにすむ生き物から,水のよごれの程度がある程度わかることも確かめてみましょう.

 ○日  時  8月2日(土)10:00〜12:00
 ○場  所  徳島市八万町園瀬川
 ○講  師  徳山 豊(西麻植小・校長)
        大原賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  50名
 ○申込方法  別記の方法で,7月23日(水)までにお申し込みください。




◇室内実習「植物標本の作り方・名前の調べ方」


「名もない花が道ばたに咲いていた」というフレーズにはロマンチックなひびきがありますが,我々の身近に咲く花にはほとんど名前がついています.しかし,その名前を調べようとしてもたくさんある図鑑のどれをみれば良いのか迷ってしまいます.そして,そうこうしているうちに花はどんどん枯れていってしまいます.
そうならないためには,まず,おし葉標本をつくり,咲いていた状態をできるだけ保存します.次に検索法を使って,種類を絞り込むことによって名前を調べやすくします.その方法を実際の植物を使って実習します.

 ○日  時  8月2日(土)10:00〜15:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月23日(水)までにお申し込みください。




◇歴史体験「火おこし2」


「火」を使いこなすことは人間の生活を大きく変え、豊かにしてきました。人類の歴史の中で火との出会いはもっとも大きな出来事のひとつだったのです。では、現代のようにマッチやライターなどがなかった大むかしに、人びとはどうやって火をつくりだしていたのでしょうか?発掘調査によって見つかる出土品や古くから伝わっている民俗例などから考えると、ものをこすりあわせたときの摩擦熱を利用する方法と、火花による方法があったようです。
この歴史体験では、マイキリやヒウチイシを使って実際に火おこしに挑戦し、大むかしの人びとの生活の一部を体験してみようと思います。

 ○日  時  8月3日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  博物館実習室+野外
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月24日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習「かんたんな貝の標本の作り方」


海でひろった貝がらも、ちゃんと標本として保存しておけば,いい夏の思いでになります.夏休みにひろった貝がらを標本にしてみましょう。当日はラベルの作り方や標本のならべ方などを中心に、標本の作り方を実習します。貝があれば、ぜひ持ってきてください。貝がなくても実習はできますが、あった方がやりやすいです。

 ○日  時  8月10日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  田辺 力(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  40名
 ○申込方法  別記の方法で,7月31日(木)までにお申し込みください。




◇みどりの探検隊「夏の吉野川に咲く花を探そう」


私たちの身の回りの自然について,わかっているようで実はわかっていないということがたくさんあります.そんな自然を探検してみませんか?
みどりの探検隊では参加者自身が,実際の自然に飛び込んで調べ,そこに生えている植物をデジタルカメラで記録していきます.今回のテーマは夏の吉野川に咲く花です.藍住町付近の吉野川にはイセウキヤガラという変わった植物が生えています.カメラ片手にその生態に迫ってみましょう.カメラはこちらで用意しますので,だれでも気軽に参加できます.

 ○日  時  8月10日(日)13:00〜15:00
 ○場  所  藍住町
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  10名
 ○申込方法  別記の方法で,7月31日(木)までにお申し込みください。




◇企画展関連行事「企画展展示解説2」


アイヌの人々自らが、アイヌの工芸の成り立ち、現在のアイヌ工芸の有り様、これからの展望についてを、資料とメッセージによって紹介する、アイヌ工芸品展「アイヌからのメッセージ―ものづくりと心―」の展示解説を行います。

 ○日  時  8月10日(日)13:30〜14:30
 ○場  所  博物館企画展示室・21世紀館多目的活動室
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇歴史体験「戦時中の食事・すいとんをつくろう」


1945年、日本は無条件降伏をしました。戦時中の人びとは、戦争によって生活は苦しく、生きるために必要なものを十分に入手できない状況でした。人びとは政府からの配給を補うために、いなかへ買い出しに出かけ、着物などと交換して、食べるものを手に入れました。
この行事では、戦時中の深刻な食糧不足のなかで、米や麦などの主食にかわる代用食であったすいとんをつくり、粗末な食生活の一部を体験してみたいと思います。

 ○日  時  8月16日(土)10:00〜12:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  山川浩實(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  35名
 ○申込方法  別記の方法で,8月6日(水)までにお申し込みください。




◇企画展関連行事「アイヌ文様を彫ってコースターをつくろう」


アイヌの民具や工芸品には代々伝えられてきたさまざまな文様が彫刻されています。アイヌの男性は、小刀一つで美しい文様を彫刻をしました。アイヌ文様の彫刻に挑戦し、コースターをつくってみましょう。

 ○日  時  8月17日(日)10:30〜12:00・13:30〜15:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  各30名
 ○申込方法  別記の方法で,8月7日(木)までにお申し込みください。




◇みどりの工作隊「葉脈標本できれいなしおりを作ろう」


植物の葉から脈を取り出し,色をつけると葉脈の編み目が浮き出たきれいな模様になります.それをパウチすると,自分だけのオリジナルの「しおり」ができあがります.今回は葉脈標本を作り,それを「しおり」にする方法を実習します.夏のひとときに,自然の造形の美しさに触れてみませんか?

 ○日  時  8月24日(日)10:00〜13:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,8月14日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習「標本の名前を調べる会」


夏休みに採集した生きものの名前を講師の方と一緒に調べてみましょう。名前がわかると生きものへの愛着もぐっと増します。対象とするものは植物(コケ,キノコ,海藻を除く),昆虫・貝などの動物,岩石・鉱物・化石です.
★以下の点にそってご準備ください。
(1)おおまかでもかまいませんので、種類ごとにわけておいてください。
(2)まちがっていてもかまわないませんので、できればあらかじめ図鑑で名前を調べてみてください。
(3)持ってくる標本の数は、1人30点以内にしてください。
(4)わからないところ、質問したいところをはっきりさせておいてください。

 ○日  時  8月27日(水)10:00〜16:00
 ○場  所  博物館実習室・講座室
 ○講  師  両角芳郎(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  ―名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

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