徳島県立博物館2006年3月の催し物案内

 

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇歴史体験「勾玉をつくろう2」


大昔から,権力の象徴,あるいは邪悪なものを払うなどの意味で石を磨いてつくった玉を身につけていたことは遺跡などから多くの玉類が出土することからわかっています。玉の中にはとても硬い石でつくられているものもあり,孔をあけるにもたいへんな作業を伴っていたことがうかがえます。
この行事では,実際に石を削って勾玉をつくり,古代の人びとが何を考え,どれほど苦労をして玉つくりをしたか感じてみたいと思います。

 ○日  時  3月5日(日)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,2月23日(木)までにお申し込みください。




◇ミュージアムトーク「海女・海士道具が語るもの」


体ひとつで海に潜り、海底にひそむアワビ、サザエなどの貝類、テングサ、ワカメなどの海藻類を採って生計を立てる人々は、古くからアマという名で呼ばれてきました。
今回は、アマと呼ばれた人々の歴史を踏まえて、アマの用具からアマの漁撈文化について、考えてみます。写真や映像をまじえながらお話します。

 ○日  時  3月11日(土)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。



 


◇室内実習「古美術品の保存と取りあつかい」


みなさんのお宅では、昔から居間の床の間に軸が懸かっていたり、長押(なげし)に額が飾られていたりしていませんでしょうか。そして、誰が描いた絵なのだろう、誰の字なのだろう、何が表され、どういう意味だろうと、ふと疑問をいだかれたことはありませんでしょうか。
そうした疑問が解けたとき、わたしたちは、新たな発見をした感動や、ささやかな満足感が味わえるのではないでしょうか。身近にあるお軸や額、巻物などを、どうすれば調べられるのか、取り扱い方とともに、一緒に学んでいきたいと思います。


 ○日  時  3月18日(土)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  大橋俊雄(博物館学芸員)
 ○対  象  一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,3月8日(水)までにお申し込みください。




◇歴史散歩「阿波忌部探訪ツアー」


吉野川市(旧麻植郡)山川町は古代阿波忌部のふるさととしてよく知られています.忌部山古墳群はこの山川町に所在し,古代の忌部郷と考えられる地域を眺望しています.
今回のバスツアーでは忌部山古墳群,忌部郷のほか,明治以降,忌部神社論争の舞台となった徳島市勢見町,吉野川市山川町山崎,つるぎ町端山の各忌部神社を巡ります.

 ○日  時  3月19日(日) 9:00〜17:00
 ○場  所  名西郡石井町〜鴨島
 ○講  師  高島芳弘(博物館学芸員)
        長谷川賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  15名
 ○申込方法  別記の方法で,3月9日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  貸切バス使用




◇歴史体験「わらぞうりをつくろう」


籾をとったあとの藁は、いろいろな細工に使われてきました。藁とビニールひもを使ってぞうり作りに挑戦してみましょう。

 ○日  時  3月26日(日)10:00〜13:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  庄武憲子(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,3月16日(木)までにお申し込みください。




 

■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

3月のクイズラリー開催日
11日(土) 25日(土)
午前9時30分〜午後4時
小中高校生のみんなクイズに答えて,かわいい景品をゲットしよう!

 


博物館のホームページ  年間の催し物