徳島県立博物館2006年11月の催し物案内

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇博物館フェスティバル「文化の日フェスティバル」


幼児〜高校生までを対象に、企画展・常設展の展示資料をスケッチしたり、「体験コーナー」での体験学習をとおして、博物館に親しんでいただけるイベントを行います。多数のご参加をお待ちしています。

 ○日  時  11月3日(金)  9:30〜16:30
 ○場  所  博物館 1階企画展示室 2階常設展示室ほか
 ○対  象  幼児〜高校生
 ○備  考
  1. 申し込みは必要ありません。直接会場へおこしください。
  2. 体験コーナーは、材料がなくなった時点で終了します。
  3. スケッチ大会の画用紙は博物館の方で用意しますが、画板・色鉛筆・クレヨン・パステル・コンテなどの用具は参加者ご自身で準備をお願いします。(注:絵の具とマジックは使えません)
  4. スケッチ大会に参加した子どもたち全員に、記念品を用意しています。
  5. 描いていただいた作品は、すべて11月9日(木)〜12月17日(日)まで、2階常設展示室入り口に掲示いたします。なお、後日、優秀作品の表彰があります。
  6. 当日は、幼・小・中・高校生は常設展、企画展ともに観覧料は無料です。大学生と大人は常設展の観覧料は無料ですが、企画展「海人の見た世界」は有料です。(大学生100円・大人200円) 




◇企画展関連行事「企画展記念講演会 演題「海の伝統文化・あま」」


日本列島の沿岸地域各地にみられる岩礁性海岸には、裸潜水漁を行いながら生計をたててきた男女がいることはよく知られており、それらの人々は一般に「アマ」とよばれてきました。こうした人びとの歴史は、古代以前にまで遡ることができます。
講師にアマ研究をご専門にされ、千葉経済大学経済学部教授の田邉悟先生を迎えてご講演いただきます。

 ○日  時  11月5日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  文化の森イベントホール
 ○講  師  講師 田邉悟(千葉経済大学教授)
        担当 磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  300名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇歴史散歩「縄文の谷ハイキング」


  東みよし町の加茂谷川流域は岩陰の多い地域です。加茂谷川1・2号岩陰遺跡は縄文時代前期から後期の、加茂谷川5号岩陰遺跡は縄文時代早期のキャンプサイトで、徳島県の史跡に指定されています。
1・2号岩陰遺跡から5号岩陰遺跡まで紅葉の加茂谷川沿いを散策した後、三加茂町歴史民俗資料館で、遺跡から出土した土器や石器、動物の骨などを見学します。

 ○日  時  11月12日(日)10:00〜15:00
 ○場  所  三好郡東みよし町 加茂谷川流域
 ○講  師  高島芳弘(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,11月2日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合 現地解散 移動のための路線バス代と、三加茂町歴史民俗資料館の入館料が必要




◇歴史体験「テングサからトコロテンをつくろう」


古代以来、海士(海女)によって採取されてきた海藻の中の一つに、テングサがあります。テングサの採れる漁村では、採られてきたテングサはきれいに洗われ、乾燥され、出荷されています。
テングサを使って、トコロテンなど加工食品をつくってみましょう。

 ○日  時  11月12日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館 3階実習室
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,11月2日(木)までにお申し込みください。




◇野外自然かんさつ「園瀬川の古流路をさぐる」


  上八万盆地を流れる園瀬川は、盆地の地形的に一番低い所ではなく、高い堤防に囲まれて眉山寄りの小高いところを流れています。これは、江戸時代初期に付け替え工事が行われた結果で、それ以前の園瀬川は現在とは違うところを流れていたと言われています。
それでは、かつての園瀬川はどこを流れていたのでしょうか。園瀬川に沿って歩きながら、周辺の地形や地下水脈などを手がかりに、かつての園瀬川の流路をさぐります。 

 ○日  時  11月19日(日)13:00〜16:00
 ○場  所  上八万町の園瀬川流域
 ○講  師  両角芳郎(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  40名
 ○申込方法  別記の方法で,11月9日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  文化の森総合公園集合 解散




◇企画展関連行事「企画展「海人の見た世界」展示解説2」


古来より漁撈活動をなりわいとした人々は「あま」と呼ばれ、「海の民」として知られてきました。そして、広域にわたる交流・交易を繰り広げ、海の伝統文化を形成してきました。潜水漁とも深いつながりのある人々です。
海での労働や自然とのかかわり、食、儀礼、信仰、祭礼へと広がる海人文化について展示します。徳島の知られざる伝統文化の一面に迫れることと思います。

 ○日  時  11月19日(日)14:00〜14:30
 ○場  所  博物館 1階企画展示室
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  小・中学生,高校生は無料 大学生・一般は企画展観覧料が必要




◇部門展示関連行事「部門展示「須木一胤の世界」展示解説1」


部門展示(人文)のコーナーでは、徳島師範学校の教師であった須木一胤(すきかずたね)ゆかりの品々を展示します。
一胤は、学問をおさめ、詩書画で教養を高めるという伝統的な文人墨客である一方、近代的な学者・教育者として徳島の文化の発展に貢献しました。
須木一胤と、彼の業績を紹介します。

 ○日  時  11月19日(日)15:00〜16:00
 ○場  所  博物館 2階常設展示室内 部門展示室
 ○講  師  大橋俊雄(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  小・中学生,高校生は無料 大学生・一般は常設展観覧料が必要




◇歴史体験「勾玉をつくろう2」


大昔から、権力の象徴、あるいは邪悪なものを払うなどの意味で石を磨いてつくった玉を身につけていたことは、遺跡などから多くの玉類が出土することから分かっています。玉の中には、とても硬い石でつくられているものもあり、孔をあけるにもたいへんな作業をともなっていたことがうかがえます。
この行事では、実際に石を削って勾玉をつくり、古代の人々が何を考え、どれほど苦労をして玉つくりをしたか感じてみたいと思います。

 ○日  時  11月26日(日)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館 3階実習室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,11月16日(木)までにお申し込みください。




◇企画展関連行事「企画展「海人の見た世界」展示解説3」


古来より漁撈活動をなりわいとした人々は「あま」と呼ばれ、「海の民」として知られてきました。そして、広域にわたる交流・交易を繰り広げ、海の伝統文化を形成してきました。潜水漁とも深いつながりのある人々です。
海での労働や自然とのかかわり、食、儀礼、信仰、祭礼へと広がる海人文化について展示します。徳島の知られざる伝統文化の一面に迫れることと思います。

 ○日  時  11月26日(日)14:00〜14:30
 ○場  所  博物館 1階企画展示室
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  小・中学生,高校生は無料 大学生・一般は常設展観覧料が必要




◇部門展示関連行事「部門展示「須木一胤の世界」展示解説2」


部門展示(人文)のコーナーでは、徳島師範学校の教師であった須木一胤(すきかずたね)ゆかりの品々を展示します。
一胤は、学問をおさめ、詩書画で教養を高めるという伝統的な文人墨客である一方、近代的な学者・教育者として徳島の文化の発展に貢献しました。
須木一胤と、彼の業績を紹介します。

 ○日  時  11月26日(日)15:00〜16:00
 ○場  所  博物館 2階常設展示室内 部門展示室
 ○講  師  大橋俊雄(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  小・中学生,高校生は無料 大学生・一般は常設展観覧料が必要




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

☆部門展示「須木 一胤の世界」

 部門展示(人文)のコーナーでは、徳島師範学校の教師であった須木一胤(すきかずたね)ゆかりの品々を展示します。
 一胤は、学問をおさめ、詩書画で教養を高めるという伝統的な文人墨客である一方、近代的な学者・教育者として徳島の文化の発展に貢献しました。 須木一胤と彼の業績を紹介します。
○ 会  期   10月31日(火)〜12月10日(日)
○ 休 館 日  毎週月曜日
○ 会  場  博物館 2階常設展示室内 部門展示室
○ 時  間   9:30〜17:00
○ 観 覧 料  通常の常設展観覧料
     一般200円 高校・大学生100円  
小・中学生50円
※ 小・中学生および高校生は、土曜日・日曜日、祝日の観覧料は無料です。 

☆平成18年度 第3回企画展
「 海人の見た世界 ー 知られざる伝統文化発見! ー 」

潜水漁は、日本列島沿岸をはじめ、朝鮮半島南岸、中国東岸、南太平洋ポリネシアなど広い分布が見られます。徳島県内でも、美波町阿部、阿南市伊島をはじめとして、県南各地で採藻・採貝が伝統的素潜り漁により行われています。海人に注目することは、徳島の伝統文化を探る上でも見過ごすことのできないテーマといえます。
 この企画展では、現在の海人像を起点として、「過去と向き合う」「自然と向き合う」「世間と向き合う」という3つの視点から、多様な海人文化に迫りたいと思います。 これまで、海での労働や自然とのかかわりという視点から、一面的にしか捉えられてこなかった海人像に、多角的にアプローチする新たな試みです。海から見た徳島の、知られざる伝統文化を再発見するきっかけとなることと思います。

○ 会  期  10月7日(土)〜11月26日(日)
○ 休 館 日  毎週月曜日
○ 会  場  博物館 1階企画展示室
○ 時  間  9:30〜17:00
○ 観 覧 料  一般200円 高校・大学生100円  
        小・中学生50円
※ 小・中学生および高校生は、土曜日・日曜日、祝日、秋休みの観覧料は無料です。

展示構成
【I】歴史に綴られた海人ー過去と向き合う
    文献にみる海人/出土遺物からみた潜水漁
    熨斗鰒(のしあわび)の伝統文化/食文化と海人
【II】語られる海人ー自然と向き合う
    アマの使った道具たち/器械潜水漁の展開
    アマと魔除け/採貝具の比較/阿波のアマ
【III】描かれた海人ー世間と向き合う
    錦絵に描かれた海女/描かれた海女の珠とり
    観光と海女/絵はがきになった海女
    みやげものになった海女


  

*11月のクイズラリー
   11日(土)・25日(土) 午前9時30分〜午後4時
  ・ポイントをたくさん集めて、記念品をめざしましょう。
   博物館は土曜日・日曜日、祝日の小・中・高生の観覧料は無料です。


博物館のホームページ  年間の催し物