徳島県立博物館2006年12月の催し物案内

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇歴史散歩「一宮城を歩こう」


  一宮城は中世に築かれ、近世初期に阿波に入った蜂須賀氏も当初は拠点としました。徳島県内では最大の山城としてもよく知られています。
この一宮城の遺構を歩き、自然地形をたくみに利用した防備の工夫など、城の構造を見てみましょう。

 ○日  時  12月3日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  徳島市一宮町
 ○講  師  長谷川賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,11月23日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合 現地解散




◇室内実習「化石のレプリカをつくろう」


レプリカとは、実物の資料から型どりをした、実物にそっくりな複製品のことをいいます。
この行事では、実物の恐竜の歯やアンモナイトなどの化石から型どりした雌型をつかってレプリカをつくります。

 ○日  時  12月3日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館 3階実習室
 ○講  師  辻野泰之(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,11月23日(木)までにお申し込みください。




◇歴史体験「トンボ玉をつくろう」


色ガラスを溶かしてさまざまなもようをつくり出すトンボ玉は、古代から世界中でつくられ、多くの人を魅了し続けてきました。わが国でも、弥生時代にガラス加工の技術が伝わって以来、権力の象徴として使われていたことがわかっています。
実際にガラスを溶かして、思い思いに自分だけのオリジナルなトンボ玉をつくって、古代の人々がトンボ玉に込めた思いと技術の高さを感じてみましょう。 

 ○日  時  12月10日(日)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館 3階実習室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,11月30日(木)までにお申し込みください。




◇みどりの工作隊「リースを作ろう」


クリスマスが近づくとリース(花環)が目立つようになります。
今回の講座では、裏山に行ってリースの素材になるつるや実を集め、つるで輪を作り、飾り付けをします。緑色の葉に赤い実をあしらって目立つものもよし、着色して楽しむもよし。
身の回りのつるや木の実を使った、あなただけのリースを作ってみませんか? 

 ○日  時  12月17日(日)13:00〜16:00
 ○場  所  博物館 3階実習室+野外
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,12月7日(木)までにお申し込みください。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

☆部門展示「須木 一胤の世界」

○ 会  期 10月31日(火)〜12月10日(日)
○ 休 館 日 毎週月曜日
○ 会  場 博物館 2階常設展示室内 部門展示室
○ 時  間  9:30〜17:00
○ 観 覧 料 通常の常設展観覧料 一般200円 
           高校・大学生100円
                 小・中学生50円
※ 土曜日・日曜日は、小・中学生および高校生の観覧料は無料です。   
※ 祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

 須木 一胤 ( すき かずたね:1873〜1936 )は、明治6年に徳島に生まれ、脇町中・徳島師範学校で教諭を務め、昭和11年に64歳で没した人です。
 一胤は徳島城の様子を描いた唯一の資料「阿波徳島城図」の作者として知られています。彼は教育に携わるかたわら日本画を描き、書もたしなみました。また、徳島の書画家について調べ、作品や資料を集めました。
 県立博物館では、平成17年度に須木家の御子孫より一胤の遺品の寄贈を受けました。このたび、それらの一部を初公開し、彼の作品や徳島の書画家の作品を紹介します。

☆部門展示「牟岐大島の考古資料」

○ 会  期 12月12日(火)〜4月1日(日)
○ 休 館 日 毎週月曜日と年末年始(12/28〜1/4)  
       ※月曜日が祝日、振替休日の場合は翌日
○ 会  場 博物館 2階常設展示室内 部門展示室
○ 時  間  9:30〜17:00
○ 観 覧 料 通常の常設展観覧料 一般200円 
      高校・大学生100円 
小・中学生50円  
※ 土曜日・日曜日、冬休み・春休みは、小・中学生および高校生の観覧料は無料です。   
※ 祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。   

 徳島県立博物館は、平成14〜15年度の2年間にわたり、牟岐大島およびその周辺の島々についての総合調査を行いました。
 大島は牟岐町から約4kmの洋上にある無人島です。頂上にはのろし場と考えられる遺構があり、西に開いた入り江の船着き場近くには、石垣で築いた平坦な場所が何段も折り重なっていました。
 この場所からは陶磁器や瓦類が採集され、陶磁器には肥前や瀬戸など日本各地の焼き物が見られます。時期は幕末から明治にかけてのものです。
 これらの考古資料を紹介するとともに、関連する県内の資料についてもあわせて紹介します。

※12月のクイズラリー・・9日(土)・23日(土)
 午前9時30分〜午後4時
 ポイントをたくさん集めて、記念品をめざしましょう。


博物館のホームページ  年間の催し物