この行事の募集は終了しました

徳島県立博物館2007年6月の催し物案内

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「鳴門の地層見学」


鳴門周辺には和泉層群とよばれる白亜紀後期の地層が分布しています。この行事では和泉層群の地層がよく露出している島田島の海岸を歩きながら、地層のさまざまな構造や含まれる化石を見学していきます。

 ○日  時  6月3日(日)13:00〜15:00
 ○場  所  鳴門市 島田島
 ○講  師  辻野 泰之(博物館学芸員)
        中尾 賢一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  25名
 ○申込方法  別記の方法で,5月24日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合・現地解散




◇歴史体験「トンボ玉をつくろう1」


色ガラスを溶かしてさまざまなもようをつくり出すトンボ玉は、古代から世界中でつくられ、多くの人を魅了し続けてきました。わが国でも、弥生時代にガラス加工の技術が伝わって以来、権力の象徴として使われていたことがわかっています。
実際にガラスを溶かして、思い思いに自分だけのオリジナルなトンボ玉をつくって、古代の人々がトンボ玉に込めた思いと技術の高さを感じてみましょう。 

 ○日  時  6月10日(日)13:30〜16:30
 ○場  所  博物館 実習室(3階)
 ○講  師  魚島 純一(博物館学芸員)
 ○対  象  高校生以上
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,5月31日(木)までにお申し込みください。




◇歴史体験「トコロテンをつくろう2」


テングサは古代より食材とされ、江戸時代からトコロテンとして普及し広く食べられてきました。
1の行事ではテングサの産地の1つである出羽島を歩いてきました。今度はテングサを使ってトコロテンをつくってみましょう。

 ○日  時  6月17日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館 実習室(3階)
 ○講  師  磯本 宏紀(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  25名

 ○備  考  原則として、5/13(日)の「トコロテンをつくろう1」とのセット行事




◇歴史文化講座「災害から文化財をまもる」


徳島県は、今世紀前半にも発生するとされる南海地震によってかなりの被害を受けることが考えられます。地震などの災害が起こったとき、わたしたちは文化財に対して何ができるのでしょうか? 日頃から災害による被害を想定して、できるだけの対策をしておくことはもちろんですが、それでも被害に遭ってしまった文化財にどう対応するのかを、他の地域での災害時の対応などを紹介し、皆さんといっしょに考えたいと思います。

 ○日  時  6月24日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  海部郡海陽町 海南文化館
 ○講  師  魚島 純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  海南文化館




◇ミュージアムトーク「絶滅危惧種カワバタモロコ」


2004年に、徳島県では絶滅したと考えられていたカワバタモロコというコイ科の小魚が鳴門市で見つかりました。58年ぶりの確認です。現在、保全に向けて調査が進められているところです。
今回はカワバタモロコとはどんな魚で、どのような環境にすんでいるのか、守るにはどうしたらよいのかについてお話しします。

 ○日  時  6月30日(土)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館 講座室(3階)
 ○講  師  佐藤 陽一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:


=================================
☆2007(平成19)年度 第1回企画展
 ミ ネ ラ ル ズ
ー不思議な,きれいな,そして意外に身近な鉱物の世界ー
=================================

○会   期  平成19年4月27日(金)〜6月3日(日)
○休 館 日  5月1日(火)・7日(月)・14日(月)・21日(月)・28日(月)
○会   場  博物館 企画展示室(1階)
○時   間  9:30〜17:00
○観 覧 料  一般200円 高校・大学生100円 小・中学生50円
※小・中学生および高校生は、土曜日・日曜日、祝日の観覧料は無料です。

 鉱物 (英語でmineral) の標本は、形や色のおもしろさで目を引きます。蛍光を発するなどの不思議な性質は、鉱物の種類を見分けるのに役に立ちます。その一方で鉱物は岩石の構成要素として、私たちの生活を支える天然資源として、意外に身近な存在でもあります。鉱物の産出には地域性もあり、四国では、愛媛県市ノ川鉱山の輝安鉱や徳島市眉山の紅簾石、ルチルなどが有名です。
 この企画展では、多くの鉱物標本の展示を通して、不思議な、きれいな、そして意外に身近な鉱物の世界をさまざまな角度から紹介していきます。

〔1〕展示構成
(1)鉱物とは
   岩石と鉱物/岩石をつくる鉱物
(2)鉱物のもつさまざまな性質
   色/形/光沢/蛍光性/硬さ/割れ方/磁性/その他
(3)身のまわりの鉱物
   金属などの鉱石/工業原料/宝飾品・飾り石/合成鉱物
(4)生物・化石と鉱物
   生物がつくる鉱物/鉱物化した化石
(5)四国の鉱物
(6)ギャラリー

〔2〕展示解説
●日  時  5月6日(日)14:00〜14:30



===========================
☆部門展示(人文)
「阿波古式打毬の道具と衣装」
===========================

○会   期  4月3日(火)〜7月1日(日)
○休 館 日  4/30を除く毎週月曜日と5/1(火)
○会   場  博物館 常設展示室内 部門展示室・人文(2階)
○時   間  9:30〜17:00
○観 覧 料  通常の常設展観覧料
        一般200円 高校・大学生100円 小・中学生50円  
※小・中学生および高校生は、土曜日・日曜日、祝日、春休み中の観覧料は無料です。
※祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

 古式打毬は、古代ペルシャに起源をもつとされる馬上戯(ばじょうぎ)です。徳島では、江戸時代から昭和初めまで阿波古式打毬として広く行われていましたが、戦後、行われなくなってしまいました。
 当館に保管されている道具と衣装の展示をとおしてうかがえる、阿波古式打毬の様相を紹介します。

〔1〕展示構成とおもな展示資料
(1)競技のルール ○『阿波國古式打毬競技會規則』複写1点
(2)競技の道具  ○馬具(鐙付き鞍)1点 ○サデ(叉手・毬杖)7点 ○赤毬16点
          ○白毬20点 ○太鼓1点 ○法螺貝1点
(3)競技場の様子 ○門旗2点 ○陣幕2点
(4)競技の衣装  ○陣笠6点 ○花陣笠1点 ○赤陣羽織5点 ○白陣羽織5点
          ○肩衣2点 ○紺袴2点



===========================
*6月のクイズラリー
===========================

9日(土)・23日(土) 午前9時30分〜午後4時
☆記念品(金・銀・銅賞)をめざして、ポイントをたくさん集めましょう。
☆土曜日・日曜日、祝日、春休み中の小・中学生および高校生の観覧料は無料です。


博物館のホームページ  年間の催し物