徳島県立博物館2008年9月の催し物案内

この行事は終了いたしました.

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「鳴く虫のかんさつ」


秋といえば鳴く虫。思わず「夏が終わったなあ。」と感じてしまいますね。皆さんの家の周りでも、コオロギのもの悲しい声や、アオマツムシの鋭く高い音が聞こえているのではないでしょうか。
アオマツムシってどんな姿をしているのか?コオロギのなかまは何種くらいいるのか?そして、どんな部分を使ってあのような音を出しているのか? 秋の夜、草むらの中をいっしょにのぞいてみませんか。

 ○日  時  9月6日(土)19:00〜21:00
 ○場  所  文化の森総合公園内
 ○講  師  大原賢二(博物館学芸員)
        山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,8月27日(水)までにお申し込みください。




◇ミュージアムトーク「徳島の銅鐸」


全国で出土した銅鐸約500個のうち、およそ1割近くが徳島県内から出土しているというほど、徳島県は銅鐸の出土数では全国有数を誇っています。
この講座では、徳島県内から出土した銅鐸の特徴について考え、なぜ徳島から多くの銅鐸が出土するのかという謎にせまってみたいと思います。

 ○日  時  9月7日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇室内実習「ミクロの世界ー電子顕微鏡で植物を見よう!2」


植物の葉や種などの表面には、気孔や珪酸細胞など非常に微細な構造がたくさん散らばっています。けれども、これらはあまりに小さいので、特別な道具を用いなければ観察することができません。走査型電子顕微鏡はとても強力な虫眼鏡のような道具ですが、これを使えばそんな小さな物を数千倍に拡大してみることができます。
この行事では、参加者が実際に電子顕微鏡を操作して、ふだんは目にすることのできない植物の微細な構造を観察します。 

 ○日  時  9月28日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館実習室・電子顕微鏡室
 ○講  師  茨木 靖(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  10名
 ○申込方法  別記の方法で,9月18日(木)までにお申し込みください。




◇歴史体験「土器づくり1(成形)」


土器は縄文時代につくられるようになります。縄文土器の文様や形は、1万年にも及ぶ長い期間に、あるいは北海道から九州にかけての地域ごとにさまざまに変化します。その後に続く弥生土器は、簡素な文様のものが多く、次第にその文様も少なくなります。
この行事は、成形と焼成の2回セット行事の1回目です。実際に粘土をこねてみて、縄文土器や弥生土器などの土器づくりの難しさと、工夫する楽しさを味わってみましょう。

 ○日  時  9月28日(日)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  高島芳弘(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  40名
 ○申込方法  別記の方法で,9月18日(木)までにお申し込みください。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:


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☆部門展示「浜辺の植物」
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 浜辺は、強い日光と海水の塩分の影響などで山や平地などに見られるものとは随分と異なった植物が生育しています。とりわけ海岸の温度、紫外線、風、塩分、水分などは植物に大変厳しい条件を作り出しています。たとえば夏の浜辺では砂の表面温度は60℃近くにも上がり、私達が素足で立っていることさえできないほどです。また、風も強く内陸の2倍から3倍の強さに及ぶことも珍しくありません。
 このように、通常の植物にとっては生きるのが難しい海辺ですが、浜辺の植物はこれを乗り越える素晴らしい特徴を備えています。

○会   期  7月8日(火)〜9月28日(日)
○休 館 日  9/ 1(月)・9/ 8(月)・9/16(火)・9/22(月)
○会   場  博物館 常設展示室内 部門展示室(2階)
○時   間  9:30〜17:00
○観 覧 料  通常の常設展観覧料 一般200円 高校・大学生100円 小・中学生50円  
※小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日、夏休み期間中の観覧料は無料です。
※祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

☆展示構成☆
1.生息環境:砂浜、磯、干潟  
2.海流散布
 主な展示資料
  植物押し葉標本
    ハマヒルガオ、ハマボッス、ウラギク他
  海流散布種子
    モモタマナ、ゴバンノアシ、モダマ他



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☆部門展示「からさお−阿波の脱穀用具−」
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○会   期  9月30日(火)〜1月18日(日)
○会   場  博物館 常設展示室内 部門展示室(2階)
○時   間  9:30〜17:00

○観 覧 料  通常の常設展観覧料 一般200円 高校・大学生100円 小・中学生50円  
※小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日、長期休業日の観覧料は無料です。
※祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

 からさおは、麦、大豆、蕎麦などを脱穀したり、藍の葉をこなしたりするのに用いられる道具です。柄の先に取り付けた棒を回転させることにより、より効果的に打撃作業を行うことができるよう工夫されています。文献資料からも、「加良佐乎」「連枷」「から沢」「唐竿」などさまざまな表記を確認することができ、古くから使われてきたことがわかります。
 今回の展示では、徳島県内で使用されたからさおを中心に紹介します。同じ道具でも、それぞれの地域に適応した形態があり、材質や柄の長さなどに地域差が見られます。また、徳島県内においても「カルサオ」「カリサオ」「カラサオ」など地域ごとにさまざまな呼称を確認できます。多様なからさおの形態から、それぞれの地域の特性や脱穀作業への工夫の痕跡について観ていただければ幸いです。

☆展示構成(予定)☆
1 木単棒型のからさお
2 竹製のからさお
3 鉄製のからさお


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*9月のクイズラリー
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13日(土) 午前9時30分〜午後4時
27日(土) 午前9時30分〜午後4時


博物館のホームページ  年間の催し物