徳島県立博物館2010年1月の催し物案内

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇ミュージアムトーク「姫島産黒曜石の移動」


黒曜石は,ヤジリなど打ち欠いて作る石器の材料として有名ですが,産地は限られています.大部分のものは黒いのですが,姫島産黒曜石は白く濁っており,肉眼でもその特徴がよく分かります.姫島は大分県の国東半島の北東に浮かぶ島で,ここの黒曜石は瀬戸内海,豊後水道などの沿岸を中心に運ばれていきます.徳島県那賀川流域の例も紹介します.

 ○日  時  1月17日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  博物館講座室
 ○講  師  高島芳弘(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




◇歴史体験「トンボ玉をつくろう2」


色ガラスを溶かしてさまざまな模様をつくり出すトンボ玉は、古代から世界中でつくられ、多くの人を魅了し続けてきました。わが国でも弥生時代にガラス加工の技術が伝わって以来、権力の象徴として使われていたことがわかっています。
実際にガラスを溶かし、思い思いに自分だけのオリジナルなトンボ玉をつくって、古代の人々がトンボ玉に込めた思いと技術の高さを感じてみましょう。

 ○日  時  1月24日(日)13:30〜16:30
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  高校生以上
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,1月14日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  材料費100円(大学生・一般)・高校生以上対象




◇室内実習「冬の樹木と昆虫ウオッチング」


寒い冬になると動物たちの姿がほとんど見られなくなります。一体どこへいってしまったのでしょうか?枝先にぶら下がるミノムシや木の幹に付いているカマキリの卵など、動物たちは寒い冬を乗り越えるためにさまざまな場所で、さまざまな形となって越冬します。また、樹木の枝先には、いろいろな特徴をもった冬芽が形成されます。冬芽の並び方、夏に葉のついていた痕の形などにも面白い違いが見られます。寒い冬でしか見られない生き物たちの姿を一緒にかんさつしましょう。

 ○日  時  1月31日(日)13:00〜15:00
 ○場  所  文化の森総合公園内
 ○講  師  茨木 靖(博物館学芸員)
        山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,1月21日(木)までにお申し込みください。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

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文化庁「地域文化芸術振興プラン」
特別陳列 マ ン ダ ラ
-チベット・ネパールの仏たち -
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○会 期  2009年12月12日(土)〜
       2010年 2月 7日(日)
○会 場  博物館 企画展示室(1階)
○時 間  9:30〜17:00
○観覧料  無 料
○休館日  毎週月曜日〈ただし、1/11(月)は開館、
            1/12(火)が休館〉
      年 末 年 始〈12/28(月)〜1/4(月)〉
【主催】  文化庁・国立民族学博物館・徳島県立博物館
      財団法人千里文化財団・徳島県民文化祭開催委員会

 マンダラは、約1,500年前にインドで生まれ、ネパール、チベット、中国、そし
て日本にも伝えられました。仏教美術としては有名ですが、本来の役割などはほと
んど知られていません。
 この展示では、多数の国立民族学博物館所蔵品を通して、「マンダラとは何か」
を知っていただくことができるでしょう。マンダラが持つ不思議な魅力をご堪能く
ださい。

【展示解説】
●日  時  1.1月11日(月・祝) 14:00〜14:30
       2.2月14日(日)   14:00〜14:30
●場  所  博物館常設展示室内 部門展示室(2階)
●講  師  佐藤 陽一(博物館学芸員)
●申込方法  申し込みは必要ありません。直接会場へおこしください。
●備  考  大学生と一般の方は、通常の常設展観覧料が必要です。
       1月11日は、祝日につき、観覧料は無料です。



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☆ 部門展示
     里 山 の ケ モ ノ
      ー 狸と狐 ー 
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○会   期  12月1日(火)〜 2月14日(日)
○会   場  博物館常設展示室内 部門展示室(2階)
○時   間  9:30〜17:00
○観 覧 料  通常の常設展観覧料
○休 館 日  毎週月曜日〈ただし、1/11(月)は開館、1/12(火)が休館〉
        年 末 年 始〈12/28(月)〜1/4(月)〉
※小・中・高校生は、土曜日、日曜日、祝日および長期休業日の観覧料は無料です。

 タヌキとキツネは、人里近くに生息する中型の哺乳類です。とくに徳島県ではタ
ヌキはなじみ深い動物で、信仰の対象とされ、たくさんの伝説も残されています。
一方、キツネはもともと四国にはほとんど生息しないとされてきましたが、近年分
布を急速に拡大し、徳島県内でも普通に見られるようになってきました。
 この展示では、タヌキとキツネについての分類や形態、生態を紹介するとともに、
信仰、伝承、民芸などについても触れます。



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平成22年度 第1回企画展予告
        ヒ マ ラ ヤ 
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 2010年 4月29日(木)
        〜 6月6日(日)


 ヒマラヤ山脈は世界の屋根とよばれ、そこには様々な高山植物たちが存在してい
ます。一方、ヒマラヤの懐は熱帯に始まって、その中腹は意外にも私たちの暮らす
温帯照葉樹林になっているのです。
 この企画展では、ヒマラヤの高山のみに見られる特徴ある自然や、人々の暮らし
とその中腹にある温帯林、さらにその地に住む人々の生活と私たちの生活の類似点
を、標本、写真、映像などを用いて紹介します。



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1月のクイズラリー
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 9日(土)午前9時30分〜午後4時
23日(土)午前9時30分〜午後4時

☆ 徳島県立博物館では、小・中学生および高校生を対象に、毎月第2・第4土曜日
  に「博物館クイズラリー」を実施しています。参加費は無料で、申し込みも必要
  ありません。
☆ 問題は毎回変わります。内容は簡単ですので、気軽に参加してください。
  参加者には、獲得したポイント に応じた記念品(金賞・銀賞・銅賞)を用意
  しています。
☆ 小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日および長期休業日中の観覧
  料は無料です。


博物館のホームページ  年間の催し物