徳島県立博物館2009年8月の催し物案内

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「セミの羽化かんさつ」


夏の夜、地中からはい上がってきたセミの幼虫が次々に成虫へと羽化していきます。それは決して珍しくない身近な生命のなりゆきですが、実際にその姿を見ることは少ないでしょう。幼虫が殻から抜け出し成虫へと変身していく姿は神秘的です。みなさんでじっくり観察しませんか?

 ○日  時  8月1日(土)19:00〜21:00
 ○場  所  文化の森総合公園内
 ○講  師  山田量崇(博物館学芸員)
        大原賢二(博物館長)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,7月22日(水)までにお申し込みください。




◇「夜の博物館ドキドキ体験ツアー」


夜の博物館はいったいどんな姿をしているのでしょうか? 
この体験ツアーでは、夜の博物館の中をご案内します。いつもと違った夜の常設展示を見てみませんか?映画「ナイトミュージアム」のように何かが起こるのでしょうか? 昼間とは違ったドキドキした発見があるかもしれません。

 ○日  時  8月1日(土)19:30〜21:00
 ○場  所  博物館常設展示室ほか
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
        長谷川賢二(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月22日(水)までにお申し込みください。




◇野外自然かんさつ「水生昆虫のかんさつ」


川や水路には、いろいろな生き物が見られます。カエルや魚たちだけでなく、昆虫たちもたくさん暮らしています。川に入って、石の裏側や小石の間などにどんなものがいるのか、一緒に探してみましょう。また、そこにすむ生き物たちから、水のよごれの程度が分かることも確かめてみましょう。

 ○日  時  8月2日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  徳島市八万町園瀬川
 ○講  師  大原賢二(博物館長)
        山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  50名
 ○申込方法  別記の方法で,7月23日(木)までにお申し込みください。




◇部門展示関連行事「部門展示「佐藤忠邦氏の石器コレクション」展示解説1」


石鏃を中心として、主に三好市三野町を中心とした地域で採集された資料の説明とともに、佐藤忠邦氏の採集活動そのものについても簡単に紹介します。

 ○日  時  8月2日(日)13:30〜14:30
 ○場  所  博物館常設展示室
 ○講  師  高島芳弘(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  ー名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  観覧料必要




◇みどりの工作隊「葉っぱのスタンプと押し葉カルタをつくろう」


植物の葉は、さまざまな形をしています。大きいの、小さいの、切れ込んだものなど、脈の模様もさまざまです。夏休みの思い出に葉をスタンプにして、その形のおもしろさを記録してみましょう。また,乾燥させた葉でカルタも作ってみます。遊びながら植物の名前を覚えることができます。

 ○日  時  8月2日(日)14:00〜16:30
 ○場  所  博物館実習室+野外
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月23日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習「貝化石標本のつくり方」


野外で採集したばかりの化石は、そのままでは研究や展示に使えません。化石を標本に仕上げるには、周囲の岩石を落としたり、破損した場所を接着する作業などを行います。これがクリーニングで、標本の良し悪しを決定する大事な作業です。また、テクニックと手先の器用さと根気が必要な、緊張感のある楽しい作業でもあります。
この行事でクリーニングを体験してみませんか。初心者むきの材料(新生代の貝化石)を用意しています。できた標本は持って帰ることができます。

 ○日  時  8月8日(土)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  中尾賢一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学校高学年から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,7月29日(水)までにお申し込みください。
 ○備  考  小学校高学年以上




◇野外自然かんさつ「夏の旭ヶ丸に咲く花を探そう」


佐那河内村の大川原高原周辺にある旭ヶ丸には貴重な植物がたくさん生えています。徳島県では昨年度から「徳島県希少野生生物の保護及び継承に関する条例」に基づき、この山の周辺を保護区に指定しました。博物館では春・夏・秋の3回にわたりこの周辺の植物観察を行っています。夏には春とは違った旭ヶ丸の面白さを見つけることができるでしょう。

 ○日  時  8月9日(日)10:00〜14:00
 ○場  所  佐那河内村・上勝町旭ヶ丸
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,7月30日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合




◇室内実習「化石のレプリカをつくろう」


「レプリカ」とは、実物の資料から型どりをした、実物にそっくりな複製品のことをいいます。この行事では、実物の恐竜の歯やアンモナイト、三葉虫の化石から型どりした雌型を使ってレプリカをつくります。

 ○日  時  8月9日(日)13:30〜15:30
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  辻野泰之(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,7月30日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  材料費100円(大学生・一般)




◇特別陳列関連行事「特別陳列 「蝶に魅せられて」 展示解説2」


個人や同好会によって集められた蝶のコレクションには、目を引くものが数多くあります。この特別陳列では、いろいろな蝶に魅せられたアマチュア研究家の方々が長い年月をかけて収集されたすばらしいコレクションを紹介します。展示解説では、展示しているコレクションを通じて蝶の多様性や魅力をお話しします。

 ○日  時  8月16日(日)14:00〜14:30
 ○場  所  博物館企画展示室
 ○講  師  山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  ー名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  観覧料無料




◇みどりの工作隊「花のTシャツをつくろう」


身の回りに咲いているきれいな花をTシャツにしてみませんか?
花や葉をスキャナやデジタルカメラでパソコンに取り込んで、アイロンでプリントすると、世界にたった1つだけのTシャツを作ることができます。この夏の思い出をTシャツにしてみるのも良いでしょう。
道具はこちらにあるものを使っていただきますが、無地のTシャツまたはハンカチを用意してください。

 ○日  時  8月22日(土)13:00〜16:00
 ○場  所  博物館実習室+野外
 ○講  師  小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,8月12日(水)までにお申し込みください。




◇歴史体験「火おこし」


火を思いどおりに扱えるようになったことは、人類の歴史の中でもっとも大きなできごとです。では、現在のようにマッチやライターがなかったころ、人々はどうやって火をおこしていたのでしょうか? 
発掘調査などから、火花式発火法と摩擦式発火法が知られています。この行事では、摩擦式発火法の一つであるマイキリを使って、実際に火おこしに挑戦してもらいます。

 ○日  時  8月23日(日)10:00〜12:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  魚島純一(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  30名
 ○申込方法  別記の方法で,8月13日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  材料費100円(大学生・一般)




◇室内実習「昆虫標本をつくろう2」


夏休みの宿題といえば昆虫採集!といってもピンとこないかもしれません。最近では昆虫採集をする子どもたちがめっきり減ってしまいましたが、この夏は一緒に昆虫採集や標本作りに挑戦してみませんか?第2回目は待ち針はずしとラベルを付けます。図鑑で名前も調べます。

 ○日  時  8月23日(日)13:30〜16:00
 ○場  所  博物館実習室
 ○講  師  山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名

 ○備  考  1とセット




◇室内実習「標本の名前を調べる会」


夏休みに採集した生き物の名前を、講師の方といっしょに調べてみましょう。名前が分かると生き物への愛着もぐっと増します。対象とするものは植物(コケ・キノコ・海藻を除く)や昆虫・貝などの動物、岩石・鉱物、化石です。
★定員はありません。参加を希望される方は、次の点に留意してご準備ください。
1)おおまかでもかまいませんので、種類ごとに分類しておいてください。
2)まちがっていてもかまいませんので、あらかじめ図鑑で名前を調べて
 みてください。
3)持ってくる標本の数は、1人30点以内にしてください。
4)分からないところ、質問したいところをはっきりさせておいてください。

 ○日  時  8月26日(水)10:00〜16:00
 ○場  所  博物館実習室・講座室
 ○講  師  博物館自然課学芸員および
        外部講師
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  ー名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  ★参照




◇歴史文化講座「武器の歴史と海部刀」


戦に勝つために武器をととのえることは、古今東西、歴史上繰り返されてきたことです。とくに、中世後半以降の戦における海部刀の存在は、阿波の歴史上大きなものでした。海陽町立博物館の展示資料には、古墳時代から昭和時代までの歴史の中で使用された武器があるので、それらをもとに、海部刀の発生以前と以後における、武器の歴史的な移り変わりをみていくことにします。

 ○日  時  8月30日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  海部郡海陽町(旧海南町) 海南文化館
 ○講  師  郡司早直(海陽町立博物館学芸員)
 ○対  象  一般
 ○定  員  50名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

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特 別 陳 列
 蝶に魅せられて
 ー 愛好家たちのコレクション ー
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○会   期  平成21年7月18日(土)
            〜8月30日(日)
○時   間 9:30〜17:00
○休 館 日 毎週月曜日(7/20を除く)と
       7/21(火)   
○会    場 博物館 企画展示室(1階)
○観 覧 料 無 料
○会    場 博物館 企画展示室(1階)
○時   間 9:30〜17:00
 日本は蝶研究の進んだ国として有名であり、それらのほとんどはアマチュア研究家の方々によってなされています。近年は、日本だけでなく東南アジアを中心に、海外でも日本人による調査がなされています。
 当館では、世界各地のいろいろな蝶に魅せられた四国在住のアマチュア研究家が、長い年月をかけて収集したすばらしいコレクションを、順にご紹介していこうと考えています。今回はその第1回目として、ツマベニチョウを中心に東南アジアの蝶を広く収集している方と、トリバネアゲハをはじめ大型のアゲハチョウなどを収集している方のコレクションをとおして、蝶の美しさや多様性などの魅力をご紹介します。

【展示構成】
・「ツマベニチョウ」を中心とした世界の蝶のコレクション (三谷コレクション)
・東南アジアの各地の蝶のコレクション (出嶋コレクション) など

【展示解説】
●日 時  1.7月19日(日)14:00〜14:30 
      2.8月16日(日)14:00〜14:30
●担 当  山田 量崇(博物館学芸員)
●対 象  小学生から一般
※備 考  申し込みは必要ありません。直接会場へおこしください。


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☆部門展示 「佐藤忠邦氏の石器コレクション 」
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 佐藤忠邦氏は、出身地である三好市三野町を中心として、三好市・東みよし町・美馬市などで、昭和40年代に、数多くの考古資料を採集されています。展示会なども開催しており、埋蔵文化財保護の啓蒙にも尽力されました。平成18年に佐藤氏による採集資料が、ご遺族から博物館に寄贈されました。旧石器時代から中世にかけてのもので、大半は石鏃など弥生時代の石器類です。今回の展示では、寄贈された資料を採集地点ごとに紹介するとともに、佐藤氏の展示活動などについても紹介いたします。
○ 会   期  平成21年7月14日(火)〜10月25日(日)
○ 休 館 日  毎週月曜日と7/21(火)、9/24(木)、10/13(火)
        〈ただし、7/20(祝)9/21(月)、10/12(月)
         は開館します。〉
○ 会   場  博物館常設展示室内 部門展示室(2階)     
○ 時   間  9:30〜17:00
○ 観 覧 料  一般200円  高校・大学生100円 小・中学生50円  
※ 小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日および長期休業日の観覧料は無料です。 
※ 祝日はどなたも無料でご観覧いただけます。

【展示解説】
●日 時
  1 8月 2日(日)13:30〜14:30
  210月12日(祝)14:00〜15:00
●講   師  高島 芳弘(博物館学芸員)
※備   考  大学生と一般の方は常設展観覧料が必要です。
       〈10/12(月)は祝日につき、観覧料は無料です。〉


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8月のクイズラリー
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 8日(土)と22(土)
 午前9時30分〜午後4時 
☆参加者には獲得したポイントに応じた記念品 (金賞・銀賞・銅賞)を用意しています。


博物館のホームページ  年間の催し物