徳島県立博物館2010年10月の催し物案内

申込みは終了いたしました。

徳島県立博物館の催し物ご案内です.ふるってご参加ください.


◇野外自然かんさつ「河口の生きもの」


海水と淡水が混じり合う河口は、栄養豊かで、いろいろな生きものがすんでいます。赤いきれいなハサミを持つシオマネキは,愛きょうがあって干潟の人気者です。ヨシの根本には干潟の掃除屋アシハラガニがいっぱい。砂を掘ってみるとハマグリも出てきます。水の中ではきれいな縞模様のコトヒキが泳いでいます。この他にも楽しい生きものでいっぱいです。河口の生きものたちに触れてみましょう。

 ○日  時  10月9日(土)11:00〜13:00
 ○場  所  勝浦川河口
 ○講  師  佐藤陽一(博物館学芸員)
       中尾賢一(博物館学芸員)
        山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  60名
 ○申込方法  別記の方法で,9月29日(水)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合・現地解散




◇歴史散歩「伊島を歩こう」


伊島は、阿南市蒲生田岬沖の徳島県東端に位置する島で、周囲約12?ほどの起伏に富んだ豊かな自然の残る島です。素潜り潜水漁やエビ建網など漁業の島としても知られ、明治期以降各地へ器械潜水士を輩出してきました。また、江戸時代末期につくられたとされる西国巡礼の写し霊場があり、民間信仰の側面からも多様な伊島の生活の一面をみることができます。
今回は伊島を歩きながら、島の生活と自然にふれてみましょう。

 ○日  時  10月10日(日)8:00〜15:45
 ○場  所  阿南市伊島
 ○講  師  磯本宏紀(博物館学芸員)
        小川 誠(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,9月30日(木)までにお申し込みください。
 ○備  考  答島港ー伊島港間船賃がかかります。往復大人2000円、小人1000円。




◇企画展関連行事「企画展「藍染めの表象」展示解説」


企画展「藍染めの表象」から、阿波藍の変遷、全国各地のさまざまな技法の藍染織品の特徴など、見所について解説します。

 ○日  時  10月10日(日)13:30〜14:30
 ○場  所  博物館企画展示室
 ○講  師  庄武
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴) ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。
 ○備  考  観覧料必要。




◇野外自然かんさつ「アサギマダラを探そう」


アサギマダラというチョウは、春は南から北へ、そして、秋には北から南へと移動することで知られています。みんなでアサギマダラの羽にマーキングして、このチョウの旅の軌跡を探ってみませんか?
徳島にいたアサギマダラが、高知県の室戸岬や鹿児島県の喜界島,あるいは沖縄本島や台湾でも見つかるかも知れません。アサギマダラがどこへ移動していくのかを、いっしょに調べてみましょう。

 ○日  時  10月11日(月)10:00〜15:00
 ○場  所  海部郡美波町(旧由岐町)
 ○講  師  大原賢二(博物館学芸員)
        山田量崇(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  15名
 ○申込方法  別記の方法で,10月1日(金)までにお申し込みください。
 ○備  考  現地集合




◇野外自然かんさつ「那賀川上流の地層見学」


徳島県那賀川沿いは、秩父帯とよばれる地帯区分に含まれ、地質構造が複雑で、古生代、中生代などのさまざまな時代の地層が分布しています。そのため現在でもその成り立ちについては、さまざまな解釈がなされています。この行事では、主に三畳紀やジュラ紀の地層を見学し、それらの地層が堆積した環境や含まれる化石について解説します。

 ○日  時  10月17日(日)13:00〜16:00
 ○場  所  現地集合
 ○講  師  辻野泰之(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  25名
 ○申込方法  別記の方法で,10月7日(木)までにお申し込みください。




◇室内実習「秋の野草かんさつ」


文化の森周辺で秋の草花を観察します。
前半は文化の森の中を歩いて、植物を見ながら名前や特徴などをご紹介します。後半は森で採集した植物を顕微鏡を使って観察し、絵に描きます。何十倍にも大きく拡大すると、小さな花もとても綺麗ですし、そのつくりがよくわかります。
おもに初心者を対象にしたやさしい講座です。お気軽にご参加下さい。


 ○日  時  10月24日(日)13:30〜16:30
 ○場  所  博物館実習室・文化の森総合公園周辺
 ○講  師  茨木 靖(博物館学芸員)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  20名
 ○申込方法  別記の方法で,10月14日(木)までにお申し込みください。




◇企画展関連行事「企画展記念講演会「阿波藍の生産と流通の歴史」」


企画展開催にちなみ、阿波藍の生産と流通の歴史について講師に御講演いただきます。

 ○日  時  10月31日(日)13:30〜15:00
 ○場  所  文化の森イベントホール
 ○講  師  高橋 啓(鳴門教育大学名誉教授)
 ○対  象  小学生から一般(小学生は保護者同伴)
 ○定  員  300名
 ※申し込みは必要ありません(直接会場へおこしください)。




■お申し込みについて

 

往復はがきに
 1.希望行事名
 2.参加希望者全員の氏名と住所(学生の場合は学年も)
 3.電話番号
を記入し,行事予定日の1ヶ月前から10日前までに届くように下記までお申し込みください。返信用はがきの住所・氏名も忘れずに記入しておいてくだい。希望者が多数の場合は抽選します。なお,くわしいことは当選された方にお知らせします。原則的に,参加費は無料です。

申込先 〒770-8070 徳島市八万町向寺山 徳島県立博物館 普及係 TEL 088-668-3636

往復葉書記入例

往復葉書記入例

今月のお知らせ:

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文化の森総合公園開園20周年記念事業
文化立県とくしま推進会議 阿波藍の魅力発信協賛事業

           藍 染 の 表 象
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2010年10月5日[火]〜11月7日[日]

会 場:博物館 企画展示室(1階)
時 間:9:30〜17:00
休館日:毎週月曜日と10月12日(10月11日は開館)

 徳島は、江戸時代後期から明治期にかけて染料「藍」の産地として全国に名をはせました。また、多くの人々が藍を用いて様々な模様の布を生み出し、暮らしの中で愛用してきました。この企画展では、県立博物館が収集してきた全国各地の藍染め製品を展示し、長く培われてきた藍染めの多様性を紹介します。あわせて、全国各地で花開いた藍染めに、徳島の藍が欠かせないものであったことを振り返りたいと思います。

◇展示解説
日 時 10月10日(日) 
    13:30〜14:30
会 場 博物館 企画展示室(1階)
講 師 庄武 憲子(博物館学芸員)
備 考 申し込み不要。
    ※大学生100円、一般の方は200円の企画展観覧料
     が必要です。


◇記念講演会
「 阿波藍の生産と流通の歴史」

日 時 10月31日(日) 
    13:30〜15:00
会 場 文化の森イベントホール
講 師 高橋  啓氏(鳴門教育大学大学名誉教授)
定 員 300名
備 考 参加無料、申し込み不要。



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部門展示
 「国会議事堂に使われた県内産石材・鳴門海峡海底産の化石」
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 国会議事堂の内装には、おもに石灰岩(大理石)が使われています。これらを県別にみると、最も多用されているのが徳島県産のもので、目立つところに特に多く使われています。
 この展示では、国会議事堂で撮影した写真とともに、採掘跡から採集した同種の石灰岩などを展示します。また、これと併せて、鳴門海峡海底から多数発見されているナウマンゾウやシカなどの哺乳動物化石や、トウキョウホタテなどの海生動物化石も展示し、その意義を紹介します。


10月19日(火)〜1月16日(日)

○会 場 博物館 常設展示室内 
     部門展示室(2階)
○時 間 9:30〜17:00
○休館日 毎週月曜日、12/28〜1/ 4
     1/11(火)〈1/10(月・祝)は開館〉
○観覧料 通常の常設展観覧料
 ※小・中・高校生は、土・日曜日長期休業日の観覧料は無料です。
 ※祝日は、どなたも無料でご観覧いただけます。 



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       10月のクイズラリー
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 9日(土)午前9時30分〜午後4時
23日(土)午前9時30分〜午後4時

☆ 徳島県立博物館では、小・中学生および高校生を対象に、毎月
 第2・第4土曜日に「博物館クイズラリー」を実施しています。
 参加費は無料で、申し込みも必要ありません。

☆ 問題は毎回変わります。内容は簡単ですので、気軽に参加し
 てください。参加者には、獲得したポイントに応じた記念品
 (金賞・銀賞・銅賞)を用意しています。

☆ 小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日および長
 期休業日中の観覧料は無料です。


博物館のホームページ  年間の催し物