トピックコーナー 「地質の日」関連展示

『地質調査と地質図』

 1876(明治9)年5月10日、日本で初めて広域的な地質図(1/2,000,000:日本蝦夷地質要略之図)が作成されました。また、1878(明治11)年の5月10日、地質の調査を扱う内務省地理局地質課が発足しました。そこで、昨年の3月13日に地質関連の組織・学会が発起人となって、この日を「地質の日」と定めました。
 地質については、ふだんあまり意識しませんが、地震や火山、津波などの自然災害とも密接に関連しており、地質情報を科学的に理解して整備しておくことは社会的に重要なことです。この展示では地質の日に関連して、徳島およびその周辺地域の地質図を展示するほか、地質調査に使う道具も併せて紹介します。

○期 間 4月1日(火)〜6月1日(日)
○休館日 4/7(月)・4/14(月)・4/21(月)・
     4/28(月)・5/7(水)・5/12(月)・
     5/19(月)・5/26(月)
○会 場 博物館2階常設展示室
   ラプラタ記念ホール内トピックコーナー
○時 間  9:30〜17:00
○観覧料  常設展観覧料が必要です
※小・中学生および高校生は、土曜日、日曜日、祝日、春休み期間中の観覧料は無料です。
※祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

☆展示資料☆

  1. 「地質の日」解説パネル1枚
  2. 独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター発行 20万分の1地質図
  3. 地質調査総合センター発行 20万分の1シームレス地質図「中国・四国地方」の一部
  4. ハンマー、クリノメーター、ハンドレベル、フィールドノート等の地質調査に使う道具