トピックコーナー収蔵資料展示
藩医の家に伝えられた刀剣 |
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江戸時代、徳島藩には興津家(おきつけ)という150石取りの医家がありました。寛延元年(1748)に興津春卜(おきつしゅんぼく)が召し出されてから、春岱(しゅんたい)、平学(へいがく)、春岱と代が続きました。展示の刀剣は、この興津家に伝わったもので、2003年に子孫の方から当館に寄贈いただきました。刀は、寛永9年(1639)に刀工国正が、桃山時代の名工国広の作と極めています。脇指には国広と銘があります。 | |
刀 (表銘) 国広自為無銘国正切之,(裏銘) 寛永九年二月日 脇指 (表銘) 国広 |