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企 画 展

歴史を決めた戦い

―信長の台頭から家康の覇権まで―

 

会場映像(Quick Timeが必要です)

 

 およそ100 年間におよぶ戦国動乱の時代は、尾張国の戦国大名織田信長によって終わりをつげ、新しい時代が切り開かれました。
 この企画展では、信長が全国統一を押し進めた16 世紀後半から、徳川家康が覇権を確立した17世紀初頭に至る約50 年間に行われた合戦史上の激戦とされる長篠合戦・賤ヶ岳(しずがたけ)合戦・関ヶ原合戦・大坂の陣の4 つの合戦をとりあげます。これらの合戦の諸相や歴史的意義をとらえるとともに、4つの合戦を描いた絵画や、徳川家康などの武将の武器・武具・調度品など約100 点を展示します。あわせて、これらの合戦に深く関わった四国最大の大名蜂須賀氏の領地拡大の過程と、同氏を藩主とする徳島藩の形成過程をご紹介します。

<おもな展示資料>
 織田信長画像1 幅(兵庫県立歴史博物館)
 長篠合戦図屏風6 曲1 隻(大阪城天守閣)
 豊臣秀吉画像1 幅(名古屋市秀吉清正記念館)
 柴田勝家像1 面(柴田勝次郎氏、福井市立郷土
 歴史博物館寄託)
 賎ヶ岳合戦図屏風6 曲1 双(岐阜市歴史博物館)
 徳川家康画像1 幅(日光東照宮)
 石田三成画像1 幅(長浜市立長浜城歴史博物館)
◎刀無銘名物石田正宗1 口(東京国立博物館)
◎関ヶ原合戦図屏風8 曲1 隻(大阪歴史博物館)
 徳川家康所用網代駕籠1 基(日光東照宮)
 大阪冬の陣図屏風6 曲1 双(東京国立博物館)
◎火縄銃慶長17 年1 挺(久能山東照宮博物館)
◎は重要文化財
(※会期中、展示替えを行います)
徳川家康所用網代駕籠
徳川家康所用網代駕籠

 

●会 期
平成15 年4 月22 日(火)〜5 月25 日(日)
4 月28 日(月)、5 月6 日(火)、5 月12 ・19 日(月)
●会 場
当館企画展示室
●観覧料
一般400 円/高校・大学生200 円/
小・中学生100 円(20 名以上の団体は2 割引き)
●関連行事
(1 )講演会
日時 5 月11 日(日)13 :30 〜15 :00
会場 文化の森イベントホール(入場無料)
演題 鉄砲と長篠合戦
講師 西ヶ谷恭弘氏(日本城郭史学会代表)

(2 )展示解説

日時 4 月27 日(日)14 :00 〜15 :00
5 月18 日(日)14 :00 〜15 :00
会場 企画展会場(観覧料必要)
講師 山川浩實(当館学芸員)
 


重要文化財火縄銃慶長17 年 (※展示するのは上段の火縄銃)


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