徳島県立博物館企画展

 

変わった巻き方のアンモナイトから世界最大の化石まで、勢ぞろい!

アンモナイトのすべて

 

 

●会 期:平成15年10月17日(金)〜11月24日(月)

休館日:10月20・27日(月),11月4日(火),11月10・17日(月)

●開館時間:午前9時30分〜午後5時

●観覧料:一般200円/高校・大学生100円/小・中学生50円
(20名以上の団体は2割引。小・中学生及び高校生が土曜日・日曜日・祝日に観覧するとき、学習活動として観覧するときは無料。)

殻が虹色に光るプラセンチセラス
(白亜紀後期)

企画展関連行事


●記念講演会
 日時:11月9日(日) 午後1時30分〜3時
 講師:岡本 隆氏(愛媛大学理学部助教授)
 演題:「アンモナイトを復元する」
 会場:文化の森・21世紀館イベントホール

●企画展解説
 日時:10月26日(日)、11月16日(日)の2回
    両日とも午後2時〜3時 

ニッポニテス(白亜紀後期)

ヨコヤマオセラス(Yokoyamaoceras ishikawai)の二型。
左:マクロコンク(直径6cm)、右:ミクロコンク(直径3.6cm)。北海道、白亜紀後期。ミクロコンクにはラペットがある。


こわれた殻を修復した痕のあるヒポフィロセラス(Hypophylloceras velledae)。マダガスカル、白亜紀前期、直径9.5cm。


コスモセラス(Kosmoceras sp.)の断面。ロシア、ジュラ紀、直径7cm。内部の殻や隔壁は黄鉄鉱に置換され ている。

 

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徳島県立博物館平成15年度第3回企画展

「アンモナイトのすべて」開催要領

1 趣 旨

  アンモナイト類は,古生代シルル紀に出現し,中生代の海で大繁栄した後,白亜紀末 に絶滅した軟体動物頭足類の一群です。とくに白亜紀の海成層からは化石が多産し,一 般にもなじみが深い古生物です。
  これまでに知られているアンモナイトの化石は1万種を越えます。しかし,ひとくち にアンモナイトと言っても,直径数ミリのものから2mちかくになるものまで,また, 殻の巻き方も平面巻きのものから巻きがほどけたり塔状に巻いたものまで,実に多種多 様で,生態も多様だったことがうかがえます。
  本企画展は,こうしたアンモナイトについて,化石の産状と保存状態,体と殻のつく り,殻の巻き方と生息姿勢,アンモナイトの進化などなど,その「すべて」を最近の研 究成果を踏まえて紹介するものです。平成14年度に購入した世界最大のアンモナイト (レプリカ)も,この企画展の中で披露します。
 
2 会 期  平成15年10月17日(金)〜11月24日(月)
       休館日:10月20・27日(月),11月4日(火),11月10・17日(月)
 
3 会 場  徳島県立博物館企画展示室
 
4 観覧料  一般200円/高校・大学生100円/小・中学生50円
       (小・中学生及び高校生が土曜日・日曜日・祝日に観覧するとき,教育課
        程に基づく学習活動として観覧するときは無料です。)
 
5 展示構成
 (1)アンモナイト化石の産状
 (2)化石のクリーニング
 (3)化石の保存状態
     保存状態のいろいろ/化石の色の違い/傷跡のある化石
 (4)アンモナイトの体と殻のつくり
     アンモナイトの成長と殻の大きさ/殻の内部構造/縫合線/表面装飾/
     殻口の形/顎器
 (5)アンモナイトの殻の巻き方
     ふつう巻き(密巻き・緩巻き)/異常巻き
 (6)アンモナイトの変異と多型
     アンモナイトの種内変異/ディディモセラスとプラビトセラス/
     右巻き・左巻き/マクロコンクとミクロコンク
 (7)アンモナイトの生息姿勢
 (8)アンモナイトの生活様式
 (9)アンモナイトのなかま(頭足類)
     オウムガイ類/鞘形類
 (10)アンモナイトの進化(時代的変遷)
     古生代のアンモナイト/三畳紀のアンモナイト/ジュラ紀のアンモナイト/
     白亜紀前期のアンモナイト/白亜紀後期のアンモナイト
 (11)徳島県産のアンモナイト
     那賀川流域の三畳紀・ジュラ紀アンモナイト/勝浦川流域の白亜紀アンモナイ
     ト/阿讃山地の後期白亜紀アンモナイト
 
6 企画展関連行事
 (1)記念講演会
     日時:平成15年11月9日(日) 午後1時30分〜3時
     講師:岡本 隆氏(愛媛大学理学部助教授)
     演題:「アンモナイトを復元する」
     会場:文化の森・21世紀館イベントホール
 (2)企画展解説
     日時:10月26日(日),11月16日(日)の2回
        両日とも午後2時〜3時 

 

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