亀ヶ岡文化は東北地方の縄文時代最後の文化として広く知られています.ていねいにつくられた土器は,力強さのある火炎土器などとは異なり,非常に繊細な美しさがあります.なかでも,ていねいにつくられた土器とともに,漆器類や遮光器土偶などが古くから注目されてきました.西日本ではほとんど見ることのできない亀ヶ岡文化の精華をご堪能してください. また,徳島県出身の歴史学者喜田貞吉は,東北の歴史解明のため,東北各地から資料を収集しました.これらの中から,亀ヶ岡文化関連のものも紹介します.
主催 徳島県立博物館・文化庁
観覧料 一般200円(160円)/高校・大学生100円(80円)/小・中学生50円(40円) ※()内は20名以上の団体。小・中学生、高校生は土・日・祝日無料
開館時間 9:30〜17:00
(1)亀ヶ岡文化 (2)さまざまな形と文様の亀ヶ岡式土器 (3)植物質遺物と漆工芸 (4)まじないの道具 (5)装飾品 (6)実用の美 (7)亀ヶ岡文化の西日本への伝播 (8)喜田貞吉と亀ヶ岡文化
●記念講演会 講師・演題 岡田康博氏(文化庁記念物課調査官)「亀ヶ岡文化の成立―三内丸山から是川中居へ―」 日時 5月8日(日)13:30〜15:00 会場 文化の森・二十一世紀館イベントホール
●展示解説 日時 5月1日(日)・15日(日) 14:00〜14:30
●土偶スケッチ 日時 5月1日(日)・15日(日) 10:00〜16:00
●耳飾りをつくろう 日時 5月29日(日) 13:30〜16:00 (この行事は申し込みが必要です)
遮光器土偶(東京国立博物館蔵)
重要文化財 壷形土器(八戸市縄文学習館蔵)
パンフレット