終了しました

徳島県博物館協議会 連携事業「みる・きく・あるく 歴史の道」

特別陳列

旅と祈りの道

─ 阿波の巡礼 ─

阿波の歴史における巡礼といえば、四国遍路を思い起こすことが多いでしょうが、阿波から西国や坂東、秩父の観音霊場巡礼、六十六部廻国巡礼などの旅も行われていました。また、観光を兼ねて、伊勢や高野山などへの参詣も行われました。
 こうした阿波の巡礼の多様な側面をとらえながら、歴史の中の道と人との関わりについて考えてみます。

●展示構成
 1 巡礼の広がり
   ─ 四国遍路といろいろな巡礼 ─
 2 村と四国遍路
 3 複合する巡礼行動
 4 霊場参詣の諸相 

入場無料

会 期 2007年1月19日(金)〜3月18日(日)
 休館日 2/12を除く月曜日
2/13(火)
 会 場 企画展示室

 時 間 9:30〜17:00
 主 催 徳島県立博物館・鳴門教育大学

 

★★関連行事★★

●展示解説
日時 1月28日・2月18日・3月11日(日) 13:30〜14:30
講師 大石 雅章・町田  哲(以上、鳴門教育大学)・長谷川賢二(徳島県立博物館)

●講演会「四国遍路研究の新展開」
日時 3月4日(日)13:30〜16:45
会場 文化の森・21世紀館イベントホール
参加無料

基調講演 東国からみた巡りの人々   東京家政学院大学教授 西海 賢二

個別講演
 『弘法大師空海根本縁起』について   円明院住職 武田 和昭
 熊野信仰・弘法大師信仰と山伏─四国遍路の成立にかかわって─   徳島県立博物館主任学芸員 長谷川賢二
 行き倒れ遍路と村落の対応   鷲敷中学校教諭(鳴門教育大学大学院修了) 井馬 学
 大正時代の外国人遍路─フレデリック・スタール─   徳島文理大学客員講師 ディビット・モートン