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新着資料紹介

阿波古式打毬競技の道具

展示期間 平成18年11月28日(火)〜平成19年1月14日(日)
     (休館日 月曜日,年末年始,1/9)

展示場所 常設展示室ラプラタ記念ホール内(2階)
     ※常設展観覧料が必要です.ただし,土曜日・日曜日、冬休み期間は、小・中学生および高校生の観覧料は無料です。また,祝日は、どなたも無料で観覧していただけます。

 当館は,平成18年8月2日に,阿波古式打毬競技に使用していた道具4点の寄贈を受けました。打毬は,中国唐代に行われた馬上戯が伝わったものとされ,一時衰微したものが,江戸時代に復興し全国的な遊技となったとされています。明治以降は,宮内庁ほか,青森県八戸市,山形県山形市と本県で,その命脈を保っていました。本県では,阿波古式打毬と称され,昭和初期まで阿北地方で盛んに行われていたことが伝えられていますが,現在では行われなくなっています。
 展示する資料は,美馬市穴吹町の故仁木甚助氏が所蔵していたもので,資料として活用してほしいという甚助氏の御遺志により,当館で受け入れることになったものです。
 この度,当館所蔵の阿波古式打毬競技の道具が県の有形民俗文化財に指定されることになった機会に合わせ,新着資料としてこの阿波古式打毬競技の道具4点を展示,紹介します。

展示資料

  • 阿波古式打毬競技 サデ        1点
  • 阿波古式打毬競技 馬具(鞭)     1点
  • 阿波古式打毬競技 馬具(轡)     1点
  • 阿波古式打球競技 馬具(鐙付き鞍)  1点

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