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トピックコーナー
新着資料紹介

阿讃山脈から産出した

和泉層群の化石

展示期間 平成19年1月16日(火)
    〜平成19年4月1日(日)
(休館日 2/12を除く月曜日,2/13)
展示場所 常設展示室ラプラタ記念ホール内(2階)
※常設展観覧料が必要です.
 
 
 和泉層群は、中央構造線の北側にそって細長く分布する中生代白亜紀後期(約8000〜7000万年前)の地層です。愛媛県松山市から東へ、徳島県と香川県の県境にある阿讃山脈、淡路島南部の諭鶴羽山地を通り、大阪府と和歌山県の県境の和泉山脈に至るまで、最大15kmの幅で東西300kmにもわたって続いています。
 この地層は主に海底で堆積した礫岩、砂岩、泥岩からなり、ところどころに酸性凝灰岩をはさんでいます。特に北縁部の泥岩が発達する地層からは化石が多く産出します。
 今回のトッピクコーナーでは、徳島県と香川県の県境の阿讃山脈から見つかった
アンモナイト二枚貝巻貝などの化石を紹介します。香川県高松市塩江町で発見され、最近当館に寄贈されたウミガメ類(オサガメ科)化石も展示します。