インターネットで情報収集
最近では,広告やテレビ番組で "http://www.yahoo.com"
といったように,頭に"http://"がついた文字をみかけるようになりました.これはインターネットのホームページの場所を表す文字で,ホームページアドレスと呼ばれています.インターネットはその即時性や双方向性など,いままでのメディアとことなった特徴をもっていますので,それを有効に活用すれば強力な情報源となります. ■インターネットにGO!! インターネットにつなぐ方法はいくつかありますが,その代表はパソコンを使ってアクセスする方法です.最近売られているたいていのパソコンにはインターネットにアクセスするソフトが付属していますので,モデムやTA/DSUなどを用意します.これを使って電話回線やISDN経由でインターネットにつなぐのですが,その前にプロバイダと呼ばれるインターネット接続業者に加入する必要があります.プロバイダは http://opendoors.asahi-np.co.jp/prov/index.htm で調べることができます.気になる費用については,NTTに払う電話回線使用料と,プロバイダに払う料金が必要になります. ■情報をさがす インターネットに接続して初めにするのはホームページを見ることでしょう.その際,ホームページアドレスがわかっていると,ホームページ閲覧ソフト(ブラウザ)にそれを入力するとページを見ることができます.アドレスがわからなくても,ホームページを検索するためのページがありますので,そこでキーワードを入れて目的のページを検索します.
■電子メールを活用しよう インターネットの便利な機能として,電子メールというのがあります.電子メールとは葉書や封書といった紙の郵便のかわりに,電子メールソフトとインターネットを使って,文字やファイルのやり取りをするものです.住所に相当する相手のメールアドレスがわかれば,世界中どこにいてもメールを送ることができます. この電子メールを利用して,自分の知りたい情報を定期的にメールで配信してもらうことができます.また,電子メールでたくさんの人と情報や意見交換をするメーリングリストというサービスもあります. さあ,みなさんもインターネットで情報を集めてみましょう.
(植物担当 小川 誠) 博物館ニュース:No.33(1998年12月1日発行)より |