徳島県立博物館が贈る「楽しく自然を学ぶ工作」展示。夏休みの自由研究にも
部門展示「身近な草木で紙づくり」 2013年2月5日(火)〜4月7日(日) |
088-668-3636 ![]() |
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部門展示「身近な草木で紙づくり」
●会 場 博物館常設展示室内 部門展示室(2階)
●期間 平成25年2月5日(火)〜平成25年4月7日(日)
※休館日 月曜日、2月12日(火)
2月11日(月・祝)は開館しています。
●観覧料 通常の常設展観覧料(一般200円/高校・大学生100円/小・中学生50円)
※祝日は観覧無料。土・日曜日・長期休業日の小・中・高校生の観覧無料。
●同時開催:部門展示「 簪(かんざし)と櫛(くし)」
展示解説
平成25年3月24日(日) 13時30分〜14時00分
専門学芸員 小川 誠による展示解説です。わかりやすく紙作りの方法を紹介します。
この後に同時開催中の「簪と櫛」の展示解説もあります。
趣旨
コウゾやミツマタなどの木から紙ができることはよく知られていますし、牛乳パックで紙漉きをされたことのある方も多いでしょう。しかし、身近に生えている草や木からも紙ができることはあまり知られていません。このたび当館では、いろいろな草木から紙を簡単に作る方法を開発しました。
今回の展示では、ヨモギやススキなど身近に生えている草木や枝豆、ブドウ、パイナップルなどの野菜や果物など身近な草木約150種類でできた紙を展示します。生物多様性や環境問題に関心のある方、夏休みなどの自由研究のテーマを探している方などたくさんの方々に楽しんでいただけます。
展示内容
- おいしく食べて紙づくり 果物や野菜などをおいしく食べて、その残りの皮や芯を使って紙をつくろう。スイカ、パイナップル、メロン、ミカン、ブドウ、枝豆、クリなどで作った紙
- 雑草から木まで、きれいな花でも紙作り 身近に生えている雑草や木、花壇に植えている花など身の回りの植物で紙を作ってみよう。ヨモギ、クスノキ、シンビジウムなどで作った紙
- 割り箸が紙に変身 リサイクルで集められた割り箸のゆくえは? 割り箸で紙作りにチャレンジ!!
- 紙で遊ぼう 身近な植物で作った紙を工夫して、もっと素敵なものにしてみよう。
- 誰でもできる紙づくり 新しい紙作りの方法を紹介します ★展示資料点数:約150点
展示の様子
展示の見所
※簡単、安全に身近な植物から紙をつくることができます。今までとは違う方法での紙作りです。
※新しい紙作りの方法を道具を含めてわかりやすく展示、さらに紙づくりのレシピを配布しています。
※できた紙に触ることのできるコーナーもあります。
※春の七草の紙を追加しました!!(2月27日)
※家庭にある薬品や100円ショップでそろう道具を使いますので、夏休みの自由研究にもぴったりです。
※今までの紙作りでは難しかった割り箸での紙漉き。リサイクルなどの環境問題に関する体験もできます。
※いろいろな植物で紙を作ることができます。生物多様性による自然の恵みの体験ができます。
※エダマメやパイナップルの皮など、食材の捨てる部分を紙にできます。ご家族でやってみると話題作りになります。
※思い出の植物を紙にすることができます。楽しかった活動の思い出の品作りに。
どんな紙ができるの?
割り箸で作った紙に、インクジェットプリンタで絵と文字を印刷したもの。
にじみもなく、絵の具で着色して絵手紙風にすることが可能。