セイタカタンポポTaraxacum elatum Kitam.
総苞外片が総苞の1/2程度の長さで、やや幅が広い。カンサイタンポポとシナノタンポポの中間的な形をしており、Morita(1995)はカントウタンポポの範囲として扱っているが、近畿北東部から福井県にかけての地域で伝統的に用いられているセイタカタンポポを用いる。滋賀県と福井県に多産し、三重県にも分布する。兵庫県北部でわずかに分布するが、自生かどうかは今後の検討が必要である。
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