作者:飯塚桃葉 時代:江戸時代
石村因幡掾が元禄5年(1692)につくった箏で、飯塚桃葉(?-1790)が天明2年(1782)に蒔絵をほどこしました。桃葉は、蜂須賀家に抱えられた蒔絵師で、この箏も同家に伝来したと考えられています。 側面の細長いスペースを金地とし、高蒔絵(たかまきえ)、切金(きりかね)、金貝(かながい)、付描(つけがき)などの技法をもちいて瀟湘八景図をあらわしています。
著作:徳島県立博物館 画像の無断転用はお断りいたします. Copyright:2004- Tokusihma Prefectural Museum.