鶏蒔絵印籠
(にわとりまきえいんろう)

作者:飯塚桃葉
時代:江戸時代

 江戸時代に、武士がアクセサリーとして身につけた印籠です。金地に高蒔絵で鶏があらわされています。幕府御用絵師の栄川院狩野典信(1730-90)が下絵を描き、飯塚桃葉(?-1790)が蒔絵をしています。桃葉は、明和元年(1764)に阿波の蜂須賀家に抱えられた蒔絵師で、印籠蒔絵を得意としました。この印籠は蜂須賀家旧蔵と考えられています。

上の画像をクリックすると詳細な画面がでます.

一覧へ

著作:徳島県立博物館 画像の無断転用はお断りいたします.
Copyright:2004- Tokusihma Prefectural Museum.