鳥居龍蔵は、徳島が生んだ世界的な学者です。彼は、人類学、民族学、考古学など多様な手法を駆使し、当時 世界最先端の業績をあげましたが、その礎は、地元の歴史や文化についてフィールドワークをもとに研究し、その成果を世に問いかけた少年時代の活動にあったといっても過言ではありません。本事業は、このような鳥居龍蔵の取り組みを記念し、徳島の中学生・高校生による歴史文化に関する自主的な研究活動を後押しすることにより、人材の育成を図るものです。
平成26・27年度の2か年にわたって実施した博学連携推進モデル事業の成果を踏まえ、28年度から始めたばかりの新しい事業です。多くの中学生・高校生に参加いただき、未来の鳥居龍蔵が育っていくことを念願しています。 |