平成17年度 文化庁芸術拠点形成事業
|
|
●このプロジェクトは、徳島県立博物館をモデルとして、地域住民の生涯学習プロセスや文化的関心・活動と博物館利用とのかかわりを調査し、その結果と博物館の自己点検・評価、外部評価とを組み合わせながら、より利用者に密着した博物館を目指した基盤づくりを図ろうとするものです。また、文化の森総合公園という複合文化施設のあり方を考慮した分析も進めたいと考えています。 ●事業内容は、アンケート調査とその分析を中心とし、その結果についての成果報告会(シンポジウム)の開催、報告書の刊行も行います。 |
アンケートの実施●事業の中核にあたるアンケート調査が、8月20日(土)にスタートしました。少なくとも9月末までは、徳島県立博物館・近代美術館・図書館において、土・日曜日、祝日に調査を行います。 |
|
|
|
博物館・近代美術館での調査
|
|
|
|
松茂町歴史民俗資料館で実施していただいたアンケートの回収箱 |
アンケートの整理・入力●9月が終わり、アンケートの回収量もかなりのものになりました。いったん施設内での調査を休止して、これまでの回収分の整理やパソコンでの入力作業を進めることにしました。データベースソフトで作ったフォーマットに入力してもらいますが、項目が多いため、かなり大変です。今度の整理・入力作業も、大学生が頑張ってくれています。 |
|
|
|
アンケートの分析●入力が概ね終わりかけた11月後半から分析を始めました。なかなか進まず、また、視点も定まらないまま試行錯誤を繰り返しました。12月に入り、利用回数を基軸に分析することで博物館利用の効果が見えてくるのではないかという方向性が話し合われ、それに沿って作業を進めていきました。 |
|
|
|
|
|
シンポジウムの準備●平成17年度限りの事業ですから、18年に入ると終わりが近いということです。分析を進めながらも、3月5日(日)に開催するシンポジウム、最後に発刊する報告書のことが気にかかるようになってきました。 |
|
|
シンポジウム 博物館と地域のこれからを考える●3月5日(日)午後1時30分〜午後4時45分(予定より15分オーバー)、文化の森・21世紀館イベントホールでに開催しました。短時間のうちに報告4本、パネルディスカッションを連続し、忙しいスケジュールでしたが、地域住民との連携、博物館どうしの連携といったネットワークの問題が主要な論点となりました。参加者は約60名。 |
|
|
報告書●報告書の刊行をもって、このプロジェクトは終了となりました。 |
|
|
文化庁月報452(平成18年5月号)で紹介●「いきいきミュージアム 美術館・博物館事業レポート」の欄で、この事業について紹介させていただきました。詳しくは誌面をご覧ください。 |
●プロジェクトの実施にあたり、ほんとうに多くの方のご協力をいただきました。いちいちお名前を記すことはできませんが、心からお礼申し上げます。 ●報告書をご要望の場合 |