コブシモドキMagnolia pseudokobus C.Abe et Akasawa(モクレン科) 1948年に調査中に阿部近一,赤澤時之両氏によって旧相生町で1株だけ発見された.以後何度か再調査が行われたものの発見はできなかった.発見当時持ち帰られた株から挿し木で増やされたものが各地に植えられている.この標本は栽培されたものである. コブシに近縁といわれているが,徳島県には野生のコブシはなく,このコブシモドキは3倍体であり,謎である.
採集地:徳島県麻植郡川島町神後(栽培) 採集地:1986年4月9日 |