ナルトオウギAstragalus sikokianus Nakai(マメ科) 1950年に赤澤時之氏によって発見された.鳴門市の海岸の砂浜に生育するゲンゲ(レンゲ)の仲間であるが,国内では他に産地はない.現地では絶滅してしまったが,かろうじて残っていた種子から発芽させたものが栽培されている,この標本は栽培されたものである. 最近近韓国でも見つかった.(金 昭映,崔 秉熙,全 義植(2003)韓国で新発見のマメ科ナルトオウギ.植物研究雑誌 ,78: 167-169.)
採集地:徳島県麻植郡川島町(栽培) 採集地:1973年5月22日 |