時間はかかるけど環境に優しい紙の作り方

まず,どうすれば環境にやさしいのか考えてみましょう.

素材を身の回りの物を使う
最近では外来種のような外国産の生き物がさまざまな問題を引き起こしている例があります.

ケナフのような外国産の植物を使わず,身の回りの植物を使う.→紙の材料を集めるための草刈りは生物多様性にとっても良い
廃棄される野菜くずの再利用も環境によい。

熱をかける時間を減らす
熱を発生させる際に排出されるCO2を減らす
強いアルカリ性の薬品は使わない

圧力鍋を使って,加熱する時間を減らす
圧力鍋を使うと水でもOK
→圧力鍋の弁に草が詰まると爆発する危険があるので注意が必要

熱を使わない
熱を発生させる際に排出されるCO2を出さない.

ひたすらたたいて繊維をバラバラにする

時間をかけて処理をする
アルカリ液の中に長時間つけ込み繊維をばらばらにする

若いタケを使った場合夏期で3ヶ月ほど重曹につけ込めば繊維がばらばらになる.

生き物を利用する
動物の糞を利用する.

草食動物の糞を水で洗って残った繊維を利用する.
ゾウの糞で作った紙が有名

実際にはどのようなやり方が考えられるのでしょうか?


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