2006年度 イベント企画運営スタッフの活動

〜ボランティアによる企画事業〜

■2006年度ボランティア募集 7月26日〜9月15日

 県立博物館では、平成19年1月から3月までの間に、常設展示室を活用したイベントの開催を予定しています。多くの人が、博物館に親しんでいただけるような楽しいイベントを、博物館職員といっしょに企画、準備、実行していただけるスタッフ(ボランティア)を募集します。

●活動内容
 博物館の常設展示室において、平成19年1月から3月までの間に開催を予定するイベントの企画、準備、広報などを行ない、実施します。そのほかに、博物館において実施を試みたい活動案が出てきた場合、イベントと同様に実施します。

●活動期間 平成18年9月から平成19年3月まで
 ・月2回程度の会合をもち、打ち合わせ、準備作業などを行います。
 ・活動に参加する頻度は任意とします。短期間の参加でも結構です。
 ・活動日時などは、初回の会合の際に相談して決定します。

詳しい募集要綱と応募用紙 

 


■活動内容説明会(初顔合わせ) 10月1・7日

 年度後半に入ってのボランティアの公募でしたが、昨年度の経験者や、今まで博物館を利用したことのない方から応募いただき、12名のスタッフが決まりました。
 まずは、博物館について知っていただくとともに、お互いの顔合わせのために会合を持ちました。10月1日には7人、7日には3人が集まり、自己紹介や雑談をしたり、博物館の収蔵庫や展示室などを見学したりしました。それぞれに、これからの活動に向けてのイメージを膨らませていただけたと思います(写真は10月1日の様子です)。

 

 

 


■ミーティング 10月22日

 いよいよ企画づくりに取り組み始めました。今回は、各自の持っているアイディアを大きめの付箋に書き出して、それをホワイトボードに貼り付けていきました。そして、付箋をみんなで見ながら整理してグループ化する作業をしました。それをさらに絞り込むことで企画のアウトラインが固まり、以後の活動が決まってきます。でも、いきなりまとめるのは無理なので、今回は大まかな整理にとどめ、それぞれ持ち帰って暖めてもらうことにしました。次回、詰めていく作業をすることになります。
 今回は、お子さんと一緒に参加した人もいました。子どもたちも、一緒に次々とアイディアを出してくれました。

 

 

 


■番外編 文化の日フェスティバル 11月3日

 11月3日、博物館では、常設展示室を中心に文化の日フェスティバルを開催しました。職員とともにお客様への対応をするスタッフとして、お二人のご協力をいただきました。ありがとうございました。

 

 

 


■ミーティング 11月12日

 前回に書き出したアイディアをどう料理するか頭をひねりました。実際にイベントが組めそうな日も念頭に置きながら検討しましたが、まだまとまるには至りませんでした。

 

 

 


■ミーティング 11月26日

 イベント実行日が2・3月の各1回に絞られ、具体的な中身も落ち着いてきました。クイズや食べ物の体験、海藻押し葉などが、実施されることになります。ここまでくれば、ようやく実行プランの作成に入っていくことになります。

 

 

  


■ミーティング 12月3日

 いよいよ、イベントの名称や開催日・内容・分担が決まりました。名称は、昨年度に続いて「博物館Vキング」。開催日は2月12日(月/振替休日)、3月21日(水/祝日)となります。実施内容は次のようなものです。
 ●2/12 博物館冒険ツアー、粉ひき・米つきにチャレンジ、海藻おしばをつくろう
 ●3/21 顕微鏡体験、科学体験(温度計の深化、音学)、影絵あそび
 次回以降、事前準備も含めた細部の計画づくりに進みます。

 

 

 


■ミーティング 12月17日

 イベントの広報計画の相談や、個別内容の具体案の検討などを行いました。2月分・3月分ともに、かなり具体的なアイディアや試作品が提示され、イメージがまとまってきました。これからは、全体での相談だけでなく、分担別の準備がそれぞれに進んでいくことになります。 

 

 

   


■ミーティング 1月21日

 1回目のVキングを実施する2月12日までというと、もう1か月もありません。そして、1回目が終われば、あっという間に3月のイベント。立て続けになるだけに、準備も併行しつつ進みます。こうしたスケジュールの確認や個別の準備についての相談をしました(写真は、3月に行う影絵の見本投影です)。
 これから、ボランティアのみなさんはもちろん、職員の側でも各種の作業が続く時期になっていきます。 

 

 

   


■博物館Vキング(2/12)のご案内

今年もやります

博物館Vキング

2月12日(月) 振替休日
9:30〜16:00(受付 9:30〜15:30)
博物館常設展示室(2階)
博物館冒険ツアー」,「粉ひき・米つきにチャレンジ!!」,「海藻おしばを作ろう」など楽しい企画満載!!

詳しくは こちらのPDFをご覧ください 

  


■会場準備 2月11日

 第1回Vキングの前日となりました。夕方から博物館に集まり会場の準備をしました。いよいよ本番前です。

 

 

 


■第1回博物館Vキング 2月12日

 朝9時30分。待望の第1回Vキングが始まりました。常設展示室で実施した冒険ツアー、海藻おしば作り、3階実習室で行った粉ひき・米つきと、どれもにぎわいました。徳島文理大学の学生など、急遽参加してくれたボランティアの応援があり、助かりました。
 どれくらいの参加者があるか見当がつかなくて不安に思っていましたが、1,000人あまりの参加者という、驚異的な結果を得て幕を閉じました。午後3時半受付終了。4時頃から片づけをし、解散となりました。
 ボランティアのみなさんも職員も、確かな成果を実感しました。

 

 

2月12日のボランティアの様子が3月9日付け徳島新聞夕刊に掲載されました


3月21日のイベントの準備も着々と進んでいます.

詳しくは こちら


■影絵の練習 3月17日

 3月21日のイベントの一つ「影絵遊び」では「たぬきの糸車」や「河童の傷薬」などの影絵を上演します。その練習が博物館閉館後に行われました。今回は朗読をかたりの会「風」の皆さんが手伝ってくれます。その朗読にあわせてボランティアの皆さんが影絵を練習しました。
 
綿密に打ち合わせをします。
子供も一生懸命手伝います。
リハーサル風景
小判が蛙になった話」の練習

「ミクロの博物館」や「おんがく 音を学ぼう 音を楽しもう!( 同時開催 科学展示「温度計の原理と進化」)」などもそれぞれのグループで打ち合わせを行い、着々と準備を進めています。


■第2回博物館Vキング 3月21日

 常設展示室で、にぎやかに博物館Vキングが開催されました。今回は、ボランティアのみなさんの発案にもとづく「ミクロの博物館」「影絵遊び」「おんがく 音を学ぼう 音を楽しもう!」「科学展示 温度計の原理と進化」に加え、職員が企画した「おしばな絵はがきづくり」の各コーナーがつくられました。博物館のイベントとしては、まったく初めての内容がほとんどでした。どれくらいのお客さんにきてもらえるのか不安でしたが、蓋を開けてみると、「影絵遊び」が大人気となり、これを中心に、それぞれのコーナーで楽しんでもらえたようです。

ミクロの博物館
影絵遊び(上演中)
影絵遊び(影絵の切り抜きを楽しんでいます)
おんがく 音を学ぼう 音を楽しもう!
(弦楽器製作中)
科学展示 温度計の原理と進化
おしばな絵はがきづくり

 

 


■最終ミーティング 3月25日

 年度下半期を駆け抜けるように、あわただしく活動してきたボランティアスタッフの皆さんでしたが、2回目のVキングを終えたところで、解散となります。そこで、反省会の意味での最終ミーティングを持ちました。それぞれに得たもの、また考えたこと、いろいろな意見がありました。職員の側でも考えなければならない課題があります。よりいっそう楽しく活動できるよう、今後の方向性を考えていきたいものです。
 お疲れさまでした。

 

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