平成22年度
文化庁美術館・歴史博物館活動基盤整備支援事業

 徳島平和ミュージアムプロジェクト 

 

 このプロジェクトでは、アメリカ合衆国ワシントン州にある人形「ミス徳島」をおよそ20年ぶりに里帰りさせ、昭和初期の1927年に行われた日米両国間の友情の人形交換と、その後に続く戦争の時代について紹介する展示などの事業を展開します。
 戦後65年の今、改めて平和の大切さを考える糧としてほしいと願っています。

 

青い目の人形「アリス」
(神山町神領小学校所蔵)
答礼人形「ミス徳島」
(アメリカ合衆国ワシントン州
ノースウェスト芸術文化博物館所蔵)
   
●事業主体 徳島平和ミュージアムプロジェクト実行委員会(事務局:徳島県立博物館)
      ※アドバイザー 染川香澄氏(ハンズ・オン プランニング代表)

●事業期間 平成22年5月20日〜23年3月15日

●事業のねらい
答礼人形「ミス徳島」(アメリカ合衆国ワシントン州にあるノースウェスト芸術文化博物館所蔵)の里帰りの実現を中心として、次のようなねらいをもって進めていきます。

(1)博物館を基盤とした平和学習の推進、戦争関係資料の「文化財」としての評価・活用の促進
(2)地域内・地域間における博物館・関係者間のネットワークの強化
(3)新たな国際交流の推進

●事業内容
 ◎展示・普及交流事業については、すべて無料で観覧・参加できます。

 ■展示
  (1)特別陳列「海を渡った人形と戦争の時代」(2010.7.17〜9.5)徳島県立博物館
  (2)企画展「図書委員が選ぶ戦争の本」(2010.7.21〜8.29)徳島県立図書館
  (3)巡回展「海を渡った人形と平和への願い」
    貞光ゆうゆう館(2010.9.18〜9.20)
    海陽町立博物館(2010.9.23〜10.3)
    松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館(2010.10.9〜10.17)
 ■普及交流
  (1)「海を渡った人形と戦争の時代」「海を渡った人形と平和への願い」
     小学生向けワークシート学習&スケッチ(各会場にて随時) 
  (2)「海を渡った人形と戦争の時代」紙しばい&展示解説
    日時 7/17・18、8/29 13:30〜、15:30〜
    会場 徳島県立博物館
  (3)シンポジウム「近代四国における戦争と地域社会」
      (第3回四国地域史研究大会)
    日時 7/25 13:00〜16:30
    会場 文化の森イベントホール
  (4)記念演奏・講演会
    日時 8/1 13:30〜15:00
    会場 文化の森イベントホール
    演奏 徳島邦楽集団「THE DOLL」
    講演 原田一美氏(児童文学作家)「青い目の人形アリスちゃん」
  (5)ワークショップ「絵手紙をかこう!」
    日時 8/22 10:00〜12:00、13:30〜15:30
    会場 徳島県立博物館
    講師 竹内伸子氏(絵手紙作家)
    対象 小学生(保護者同伴可)各回15名募集
      ※事前申し込みが必要です。
       詳しくは事務局(徳島県立博物館)までお問い合わせください。
 ■普及交流(特別プログラム)
  (1)神領小学校招待遠足「アリスの里からこんにちは」
    ・アリスが「在学」している神山町神領小学校の子どもたちを招待し、特別陳列「海を渡った人形と戦争の時代」をじっくり見学してもらう機会をもちます。
 ■調査研究
  (1)答礼人形「ミス徳島」の制作技法・構造調査
    指導 株式会社吉徳(東京都)
 ■出版・情報発信
  (1)プロジェクトのポスター、チラシの作成・配布
  (2)「海を渡った人形と戦争の時代」「海を渡った人形と平和への願い」解説パンフレットの作成・配布
  (3)事業報告書の作成・配布
  (4)ホームページの開設

 

チラシ(PDFファイルへのリンク)

(ポスターと共通デザイン)387KB
 460KB

パンフレット(PDFファイルへのリンク)
 4.5MB
ワークシート (PDFファイルへのリンク)

 1.1MB
 988KB

絵手紙ギャラリー
(2010.8.22ワークショップ作品集)
報告書(PDFファイルへのリンク)
7.4MB

(白紙ページは割愛してあります)

 


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