カーナビで位置情報を記録


カーナビで位置情報を記録することができます.

もっとも簡単なのが,カーナビで現在位置の地図を表示させておいて,携帯電話などで写真をとっておき後からその場所の経緯度を調べる方法です.

カーナビには位置の経緯度を表示する方法があります.

たとえば,私が使っているカーナビ(Clarion製,Max7700)では指で画面をなぞって行き先を指定できるのですが,その際画面の上側に経緯度が表示されます.それをメモしておけば良いのですが,ここで問題になるのが測地系と単位(経緯度の単位が度分秒か度かなど)です.この場合は度分秒と単位を着けてくれていますのでわかりますが,測地系はわかりません.日本測地系か世界測地系かマニュアルを調べるか,別の方法で測地系を推測する必要があります.

Clarion Max7700で経緯度を表示したもの.

画面上側に北緯34度1分47秒 東経134度33分16秒という表示がある.

北緯34度1分47秒 東経134度33分16秒と単位はかかれていますが,測地系はわかりません.そこで、世界測地系と日本測地系でその経緯度を示してみましょう。

青が日本測地系、赤が世界測地系で北緯34度1分47秒、東経134度33分16秒の点を示したものです。青の位置が正解ですので、この機種は日本測地系を使っています。日本測地系から世界測地系への変換は、Web版TKY2JGDで行います。北緯34度1分47秒/東経134度33分16秒の地点を世界測地系に変換すると、北緯34度1分59秒/東経134度33分06秒となります。
測地系などの確認の方法は携帯電話で経緯度を調べように示しています。

タンポポ調査では世界測地系で経緯度を記録することになっていますので、かならず世界測地系に変換して記録してください


戻る