タンポポ調査・西日本2010 徳島県のページへようこそ

このページは調査にあたって情報提供するために作られましたが、記録のために保存しておきます。
調査結果に関しては調査結果のページをご覧ください。


お知らせ

タンポポ調査・西日本2010の調査結果が出ました。

  調査結果のページ  分布図

  「タンポポ調査・西日本2010」のちらし(PDF形式)

  「タンポポ調査・西日本2010」の報告書(PDF形式)

  徳島県の報告解説書  展覧会

 

過去のお知らせ


■タンポポ調査・西日本2010とは

 西日本を中心に2009〜2010年に開催される市民参加によるタンポポの分布調査です。タンポポは身近にある花ですが、意外とわかっていないことがたくさんあります。
 関西地方では詳しいタンポポ調査が2005年に行われていて、さまざまな成果を上げています(参照:タンポポ調査・近畿2005)。この度,その範囲を西日本のカンサイタンポポ分布圏に拡大し、分布調査を行うものです。
 詳しくは タンポポ調査・西日本2010のページをご覧ください。


■徳島県のタンポポについて

  徳島県のタンポポについては詳しい分布の調査が行われていませんが、徳島県植物誌によると、カンサイタンポポ、シロバナタンポポ、ヤマザトタンポポ、クシバタン ポポ、セイヨウタンポポが記録されています。しかし、博物館に収蔵されている標本を調べてみるとこのうちヤマザトタンポポとはっきり同定できるものは見つ かりませんでした。
  また、セイヨウタンポポやアカミタンポポなどの外来種とカンサイタンポポのような在来種の分布は環境の変化によって、時代ともに変わってきていると推測で きますが、経年変化を追えるような詳しい調査がなされていないために不明です。また、近年増えているという在来種と外来種の雑種についてはほとんどわかっ ていません。このような、さまざまな課題を持った徳島県のタンポポですが、詳細な調査を行うことによっていくつかは解決できるはずです。

徳島県植物誌には下記のものが記録されています.

このうちヤマザトタンポポについては確認できていません.
また,外来種との雑種については明らかになっていません.


■タンポポ調査の方法

 今回の調査では、各県に実行委員会を立ち上げ、共通したフォーマットを用いて各県ごとにデータを集め、集約していきます。その詳しい方法については タンポポ調査・西日本2010のページで公開される予定です。基本的にはタンポポ調査・西日本2005に準拠しますが、だいたい次のようになります。

調査の時期
調査は 2009年春の予備調査と 2010年春の本調査の2年にかけて行います。

調査の参加者
だれでも参加できます。参加料は不要ですが、調査用紙を送るための郵送料はご負担ください。直接事務局にとどけていただいてもかまいません。

調査の方法
タンポポの頭花を採り、必要事項を用紙に記入して下記徳島県の実行委員会に送ります。お送りいただくものは次のとおりです。
 1.調査用紙
   切り貼りすると封筒になりますので必要事項を記入し、
   花(頭花)とタネ(痩果)を入れてください。
   WEB上で入力しそのまま印刷できるフォーマットは こちら
 2.タンポポの花(頭花)をティッシュペーパなどにくるむ
 3.タンポポのタネ(果実)10個程度:調査用紙にセロテープで貼付ける
 
詳しい調査の方法   詳しい用紙の記入方法
タンポポ調査スケジュール

2009年3月〜5月    予備調査
2009年4月19日(予定) 調査方法の説明会
2009年5月31日     予備調査締め切り
2009年6月〜     予備調査結果とりまとめ
2010年3月〜5月   本調査
2010年5月31日   本調査締め切り
2010年6月〜    本調査とりまとめ
2011年3月    報告書の発行/報告会の開催
2011年3月23日〜5月15日 展示会


調査用紙の入手方法

1.各県の事務局で配布しています。

2.インターネットで調査用紙をダウンロード(PDF形式)できます。       


表側


裏側

調査用紙部分のみ


■タンポポ調査の結果

 今回の調査では、各県の実行委員会でデータをとりまとめていきます。その詳しい結果等については タンポポ調査・西日本2010のページやこのページで公開される予定です。


調査結果
途中経過は随時公開します。
途中経過(速報)
調査は終了し結果はまとめられました

■技術情報のページ

 タンポポ調査に関係した様々な技術情報のページです。

分布図の作成方法
ツール類
1kmメッシュ地図
携帯電話やカーナビで経緯度取得
市民参加型の環境調査の問題点




タンポポ調査2015開催中