南アメリカの自然【企画展】
南アメリ力は、“地球の裏側の全くかけ離れた大陸”ではなく、さまざまな面で私たちとつながりのある地域です。
今回の企画展では、昨年度ラプラタ大学から寄贈された氷河時代のパンパ草原にすんでいた哺乳動物化石を紹介しながら、南アメリ力大陸の特異な生い立ちを探ります。また、現在アマゾンやアンデスにすんでいる動植物、それらを育んできた南アメリカの風土、そして、私たちの身近に見られる南アメリ力起源の食用作物や観賞植物などもあわせて紹介します。
トクソドン全身骨格
主な展示内容
・ゴンドワナ大陸、島大陸の時代の化石、北アメリ力から侵入した哺乳動物など
・アンデス、アマゾニア、パンパーパタゴ二アの自然景観とそこにすむ動植物
・南アメリ力原産の食用作物、観賞植物、鉱物など
シロムネオオハシ(アマゾン資料館蔵)
会期
平成5年7月24日(土)~9月5日(日)(月曜日休館)
会場
博物館企画展示室
観覧料
大人200円、高校・大学生100円、小中学生50円
記念講演会
日時
平成5年8月1日(日) 13:30~16:00
会場
21世紀イベントホール
入場料
無料
講師
冨田幸光氏(国立科学博物館主任研究員)
「南アメリ力の哺乳動物-その進化の歴史」
小野幹雄氏(東京都立大学理学部教授)
「アンデスとパタゴ二ア-南アメリ力の植物地理」
ヒメアリクイ(アマゾン資料館蔵)