あとがき
10月から12月までの行事は全部で13回行われました。参加者は合計424人でした。
10月31日(日)に体験学習「土器づくり(成形)」が行われました。参加者は、縄文土器、弥生土器の特徴などを聞いたあと、粘土をこねて、おもいおもいの形をつくっていきました。縄文土器の複雑な形や模様に取り組む人もいました。
11月28日(日)には、野外自然かんさつ「県南の植物かんさつ」が行われました。徳島駅をバスで出発し、日和佐町干羽海岸でシオギクを観察したり、リユウノウギク、ノジギクとの違いやその分布などの話を聞きました。海部町奥浦の明現神社では、県指定天然記念物のヤッコソウを観察し、からだのつくりと増え方について学習しました。
文化の森紹介展
文化の森にある5つの文化施設の特徴が一覧できる展示会を、相生町で開催します。博物館というとみなさんは常設展や企画展とか、講座や観察会を思い浮かべることでしょう。でも、博物館ではこのような展示や教育・普及活動以外に、調査研究や資料収集といったさまざまな活動を行っています。文化の森紹介展では博物館の活動を紹介し、日頃わからない博物館全体の姿をみなさんに知っていただきます。ぜひお立ち寄りください。
会場
相生森林美術館
会期
平成6年3月11日(金)~13日(日)入場時間: 9:30 ~16 :00 )
観覧料
無料
講演会(申込み不要)
「ナカガワノギクと日本の菊」
講師
小川 誠(当館学芸員)
日時
3月12日(士)13:00~14:00
講演会(申込み不要)
「那賀川流域の縄文遺跡」
講師
高島芳弘(当館主任学芸員)
日時
3月13日(日)13:00~14:00