あとがき

4月から6月までの行事は全部で13回行われました。参加者は合計867人でした。

毎月第2土曜日には土曜講座を行っており、4月9日は「恐竜の世界」、5月14日は「古代人と動物たち」のタイトルで行われました。「恐竜の世界」では、博物館にあるチラノサウルスを中心に恐竜の調べ方や生活の様子、なぜ絶滅したのかをわかりやすく聞くことができました。「古代人と動物たち」では、縄文時代や弥生時代の遺跡から発見されている、たくさんの動物の骨や、動物たちを描いた土製品・銅鐸などから、古代人と動物たちのかかわりについて説明を聞きました。そのなかで、イヌの血球ヘモグロビン遺伝子を調べることにより、現在の日本犬はどこから渡ってきたかが、推測できることに驚いたようすでした。

土曜講座は申し込みが必要ありませんので、これからも気軽にご参加ください。

4月10日(日)に野外自然観察「磯の動物」が、海南町大砂海岸で行われました。腰を落ちつけて水の中を眺めると、いろいろな貝、力二、イソギンチャク、ウ二、ヒトデがいました。石のうらには、ホヤ、ヒラムシ、ウロコムシなどグロテスクなものがいて関心を引いていました。

5月1日(日)には、野外自然観察「春の植物と昆虫」が行われました。眉山の山道を歩きながら、森のようす、落葉樹の開き始めた葉の姿、コナラ・クリ・クヌギのちがいなどを観察しました。また、花に群がる昆虫や葉を食べている幼虫などを観察し、チョウの飛行経路を学ひました。このように、身近な山の自然を観察することによって、普段lこは、見過ごしている生き物の世界を観察することができました。

カテゴリー

ページトップに戻る