あとがき

普及教育担当 福島秀樹

★11月3日（日）には、「博物館一日館長」を実施しました。県立博物館のシンボルカラー（青）のように、爽（さわ）やかなイメージを持った源純夏（みなもとすみか）さん（アトランタオリンピック競泳出場）に一日館長をお願いしました。源さんは、一日館長に任命されると、精力的に展示場の巡回を行いました。昼からの亀井館長とのトークでは、普段の水泳の練習の様子や、ア卜ランタでの思い出を語り、会場からのたくさんの質問にも明るく答えてくれました。忙しいスケジュールのなか一日館長になってくれた源純夏さん、ほんとうにありがとうございました。

博物館一日館長

★11月10日（日）には、野外自然かんさつ「那賀川の自然かんさつ」がパスを利用して行われました。コースは、那賀川町中島から那賀川を上流に上りながら、ナカガワノギクをはじめとした秋の植物を観察しました。美しく咲いたナカガワノギクは、那賀川と日和佐川のごく限られた範囲に分布し、シマカンギクとの雑種（ワジキギク）をつくるなど興味深い点がいくつかあり、参加者の関心をひきました。「鷲（わし）の里」での休憩の後、氷柱（つらら）観音を訪れ、昼食は、鷲敷青少年野外語動センターでとりました。最後の観察地の相生町虻（あぶ）ヶ渕では、美しいナガバノシャジンなど渓流植物が観察できました。

那賀川の植物かんさつ