徳島県立鳥居龍蔵記念博物館

①県出身の先覚者を顕彰する博物館として、県民に開かれた博物館、県民と一体となった博物館を目指す。

②鳥居龍蔵博士の生涯と業績を、子どもから大人まで全ての県民が楽しみながら学習できる博物館とする。

③鳥居龍蔵博士の視点に根ざして、異民族・異文化の学習や調査研究の拠点となる博物館を目指す。

④インターネット等で国内外に広く情報発信をしながら、国際的な学術文化の交流に貢献できる博物館を目指す。

⑤国内外の博物館や大学・研究機関等との連携・協力を密にした博物館の運営に積極的に取り組む。

　これを踏まえ、当館では資料収集保存、調査研究、展示、普及教育といった博物館の基本的な業務を通じて、鳥居龍蔵自身の生涯と業績はもとより、ともに歩んだ家族の活動、鳥居を育んだ学問自体の歩み、彼が調査した様々な民族の生活文化などを幅広くとらえ、発信するとともに、鳥居の研究内容と調査フィールドの広域性に鑑み、人類学、民族学、考古学等に関する国際的な交流の推進拠点となるよう努めていきたいと考えています。